5歳の鼠径輪の陰睾のトイプードルの手術以来がありました。鼠径輪の陰睾ですが、ほっておくと癌化はしやすくなります。獣医師の立場からは、早い時期での摘出を薦めます。
赤 本症例の精巣の位置
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別の症例ですが、鼠径輪の陰睾を13年、手術しないでいた症例です。黒い囲いが腫瘍部分です。
これだけ大きいと悪性の可能性も十分に考えられます.
そのため早期の手術をお勧めしています。
■陰睾とは
6ケ月を経過して、精巣が所定の位置におりてない状態をさします。
腹腔に精巣があると将来的にセルトリー細胞腫(簡単にいえば精巣の癌)になりやすくなります。
統計上、陰睾の犬17匹に1頭はなると言はれています。
【避妊・去勢】
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■ 川崎市獣医師会
■ 川崎市健康安全部生活衛生課
【消火器の疾患】
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