ウサギの前房蓄膿(川崎市多摩区、オダガワ動物病院)

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ウサギの前房蓄膿
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地元川崎市多摩区からの来院です。
ウサギの前房蓄膿は目の前房部分に膿瘍を形成する疾患です。
重傷な角膜炎や前ブドウ膜炎に伴い、血液房水関門の破壊にり、好中球が前房に遊走した状態をさします。
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■ ウサギの前房蓄膿の原因
原因としてpasterella multocidなどの血行性細菌感染が報告されているますが、臨床的には原因の確定は難しいことが現状です。

■ ウサギの前房蓄膿の治
抗生剤と抗炎症剤の点眼の併用で3ヶ月以内に90%はよくなります。
しかし再発率も高く点眼薬をやめると70%は再発します。

著者の動物病院ではよくなったところで、点眼回数を減らして、必要時に眼科検査に来てもらい維持している症例が多いです。しかし生涯点眼液が必要なケースが多いです。

本症例も点眼で3ヶ月で一端はよくなりましたが、点眼をやめたところ再発したケースです。



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