イヌ、タバコの誤食(川崎市多摩区、オダガワ動物病院)

 

あ

■ イヌ、タバコの誤食


   ご注意

このホームページに記載されている疾患の予後、
薬剤の説明、他の動物病院の処方薬剤、

インターネットに記載されている薬剤などの
電話相談は診療の妨げになりますので
お断りしています。

当院での診療、薬剤希望の方はペットをつれて時間内に来院ください。


 


(写真1)タバコの半分位を誤食したみたいです。(イメージ図)

散歩中の2歳の柴犬(体重9.4kg)がタバコの半分位を誤食した電話がはいり、直ちに来院してもらいました。
イヌはなんでもくわえる動物なので、散歩中は注意が必要です。

 


(写真2)催吐剤を投与による吐物

催吐剤を投与して約15分後、胃内容物を吐きました。中にタバコの様子はありませんでした。みつからないのかもしれません。

タバコの誤食で恐いがニコチン中毒で量が多いと死亡することもあります。最速、犬猫の中毒量を調べると最小の致死量は約10mg/kgと記載されてましたが、はっきりとはわかってないそうです。小児(人)では、1 mg/kgで中毒が起こることがあるそうです。(参照・紙巻きたばこ1本ニコチン量0.8ー1.0㎎)

この症例はまだ油断はできませんが誤食した量、誤食してからの来院時間、催吐できたこことより、胃薬、活性炭を処方して帰宅してもらいました。
ニコチン摂取には個体差がある点をオーナーに説明して、具体的なニコチン中毒の症状(下記)がでないか見てもらいたいました。
(ニコチン中毒の症状、下痢、嘔吐、呼吸や脈が早くなる、興奮する、流延、震えなど)

 柴犬は退院後も順調で、2日後、元気な姿で来院しました。何事もなくよかったです。


 ■ リンク

洗剤を飲みこんだセキセイインコ

  異物誤食のイヌ

犬のチョコレート中毒

歯が折れたイヌ、硬い物を食べても歯は丈夫になりません。折れるだけです。

イヌ、ネコの誤食

百合を食べた仔猫

ネコのおもちゃの誤食

ゴム紐を誤食したネコ

ウサギとチョコレート 

 


  

   当院の診療カレンダー

【当院への交通アクセス、駐車場】

【最寄駅、登戸駅からの道順】