猫のストロバイト結晶(川崎市多摩区、オダガワ動物病院)

お

■ 猫、ストロバイト結晶の症例


 

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雄猫は尿がつまると、この様な姿勢を取ります。

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カテーテルの挿入して尿をだします。重度に詰まっていると麻酔が必要なこともあります。またストロバイトで尿がでなくなると、3-4日間で猫は死亡します。早く動物病院にいってください。

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の結晶がストロバイトになります。

ストロバイト結晶は猫の体質でできます。尿路閉塞解除後、予防法としてPHコントロール(ロイヤルカナン)、C/D(ヒルズ)の食事に変更することで95%以上は再発はしません。しかし食事の効果は約3週間かかるので、その間には再発のある可能性はあります。

  当院のデーターでは、尿路閉塞解除後、普通の食事に戻すと70%のネコは再発します。そのため一度ストロバイト結晶になったら、他に病気のない限り一生の上記の食事へ変更を薦めます。70%のネコは再発するので、再び尿路閉塞になって動物病院を受診するより、食事を変えた方が経済面でも、健康面でも賢明です。

多頭飼育で食事の変更が無理な方にはサプリメントをお薦めします。
当院ではゼンラーゼ®を薦めています。錠剤が苦手な方には、写真右のペースト状の薬剤がお薦めです。共に推奨量で初めてもらいますが、様子をみて、減量してもらっています。反応の良い個体は推奨量の1/3量で維持可能な猫もいます。

猫のストロバイト時の食事について


 

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