ヨウムに眼をつつかれた小桜インコ(川崎市多摩区、オダガワ動物病院)

オダガワ

■ ヨウムに眼をつつかれた小桜インコ



11才雄の小桜インコが遊んでいるところに誤ってヨウムが乱入してしまい、眼をつつかれ、血が止まらないことで来院しました。

  

 

 

 

 

 

来院時。アルギン酸を使用して止血しました。
 


 

 

 

 

 

止血後。

 

 

 

 

 

30度に保温して周りに餌をまいて食べやすい環境を作っていますが、ショックもあり自分からは食べません。またこの症例は嘴が長いので肝臓疾患があるかもしれません。抗生物質、強肝剤、強制給餌をして経過観察中しました。オーナーと話して入院ではなく、自宅で診て頂きました。1週間後来院では眼を除いて全身状態はだいぶ回復していました。
大きな鳥と小桜クラスの鳥を一緒に飼うと足を取られたり、眼に攻撃を加えられることがありますので注意してください。


 

文鳥(学名:Padda oryzivora)の条虫(Taenia)感染
白い便のセキセイインコ、膵臓の外分泌不全が疑われたケース
打撲とメガバクテリア(マクロラブダス)感染のセキセイインコ
ハト回虫虫卵と成虫標本
小鳥診療に慣れた動物病院で検便をお勧めします。


 

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