長桿菌が多数検出された猫(川崎市多摩区、オダガワ動物病院)

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■ グラム陽性の長桿菌が多数検出された猫


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購入してまもない猫が軟便になりました。糞便検査では虫卵は陰性でした。

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  グラム染色したところ、グラム陽性の桿菌が多く診られ、クロストリジウム属(Clostridium)の増殖が疑われました。 そこでクロストリジウム属に抗菌力のある薬剤を処方しました。予後は良好でした。

糞便1g中に10億個~1,000億個(10の10乗~12乗個/mL)の腸内細菌が存在します。その種類は、乳酸菌をはじめとして100種類以上が存在します。
ストレスなどで腸内細菌の様子が変わり 消化器症状を起こす場合があります。


白い便のセキセイインコ、膵臓の外分泌不全が疑われたケース
食物アレルギーを疑う臨床症状


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