鳥類の外部寄生虫(川崎市多摩区、オダガワ動物病院)

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■ 鳥類の外部寄生虫の主な症例を解説します
鳥類の外部寄生虫は、本院では疥癬、ダニ、シラミが診られます。


 ■ セキセイインコの疥癬 Scabies
疥癬は幼弱なセキセイインコで診られます。
疥癬は無毛部分(嘴、脚など)がでこぼこになって激しい痒みを伴って来院します。

角質層内にトンネルを掘り、毎日数個ずつ卵を産み続け、4~6週生き続けます。
疥癬は早ければ治りますが、全身状態の悪い個体は死亡することもあります。

疥癬は同居のセキセイインコとは接触感染することが多く、同じ籠で飼育されている場合はすべて駆虫したほうがよいです。

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5歳のセキセイインコで、オーナーが当院のブログを診て、
疥癬を疑い川崎区より来院しました。

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皮膚の掻爬検査で、疥癬が診られました。(真ん中のまるいものが疥癬の成虫)

なおこの 重傷例セキセイインコは、併発疾患がなければ、週1回合計6回の通院と飼育環境の改善で完治はします。このような重傷例でなければ、3-4回の通院で治療可能です。

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 ■ ハジラミ

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シラミ・ダニの感染は、翼に、「ゴミとおもはれるものが動いく」ことを異常に感じて来院されるケースが多いです。
 セロハンテープで羽毛より採取し発見されます。以前はハシラミは小桜・オカメインコなどを屋外で飼育している場合に診られまが、最近は殆ど診ません。ハシラミ用の粉の2回塗布と環境を変えることで、殆ど治ります。

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