卵詰まりの小桜インコ(川崎市多摩区、オダガワ動物病院)

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■ 卵詰まりの小桜インコ


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(写真1)卵詰まりと診断して、用手法で卵を摘出しているところ。

寒くなると、本来、鳥類は卵を産む季節ではない関係か、卵詰まりの症例を多く診ます。

この症例は、急に体重が増えて調子が悪くなったことで来院した5歳のコザクラインコです。
触診で卵詰まりの診断はつきましたが、卵は複数詰まっていることも多くレントゲン検査をしました。

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(写真2)

麻布大様

(写真3)

レントゲンでは卵は1つでした。(写真2、3)

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(写真4)用手法で摘出した卵

カルシウム剤を投与し用手法で摘出して(写真1.4)無事終わりました。
しかしまた発情したとき卵詰まりがおきないかどうか心配です。
この症例は簡単に卵は出ましたが、卵詰まりの部位が悪いと死亡する場合もあります。
卵詰まりは緊張する疾患のひとつです。

 


 

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