猫の腎臓病(川崎市多摩区、オダガワ動物病院)

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①腎臓はおもにに、血液中の老廃物をろ過するフィルターの役割をします。
ろ過するフィルターを糸球体といい、毛細血管の集まりで老廃物を排泄しています。
糸球体でろ過される尿を原尿と言います、原尿の99%は腎臓で再吸収され1%が尿として排泄されます。
ヒトでは、尿があわ立つと、蛋白、糖が含まれていることが多く注意が必要ですが、猫ではあまり感じたことはありません。

②水分の調節
ヒトも動物も体は60%は水分からできています。
水分は多くなると、腎臓で多く水分を排泄して、
また少なくなろと体内より排泄を抑制します。機能の低下とともに脱水になります。

予防には水分を適度に多く飲んで、腎臓で多く水分を排泄する法が腎臓に対する負荷は少ないです。
しかしなかなか大量の水は飲めません。猫では必要に応じて皮下補液がおこなわれています。

③血圧のコントロール
腎臓は血圧をコントロールホルモンを産生します。約3割の腎臓病は機能低下で血圧の上昇して高血圧になります。

すると腎臓の血管に動脈硬化をおこし、再度高血圧を誘発する負のスパイダルになります。

④物質のバランスの調節
Na、K、無機リンの調節します。
ひどくなると動物では筋肉低下が診られます。
ヒトでは手足の痺れ、むくみ、イライラがおこります。

⑤血液を弱アルカリに保つ
酸性になると 疲労感、吐き気、意識失います。アルカリに傾くと筋痙攣をおこします。


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