セキセイインコの痛風、高齢症例(川崎市多摩区・オダガワ動物病院)

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■ セキセイインコの痛風、高齢症例


  他院で痛風と診断されましたが、薬があっていないとオーナーが想い、セカンドオピニオンを求めて来院した10歳のセキセイインコです。

1年位前からの発症で、このところ跛行が激しくなるばかりでした。なお他院での使用薬剤は非ステロイド剤を使用していました。

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矢印の痛風結節の部位の細胞診をしました。

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すると矢印のような針状接節が診られ、痛風と確定診断がつきました。

そこで治療ですが、非ステロイドはやめてもらい、ヒトの痛風薬を2種類を毎日と、痛み止めを痛い時に限り、頓服で使用するように指示しました。ヒトの痛風同様、セキセイインコでも痛みにはむらがあるよう感じます。

 その後、1ケ月後に再来院ありました。前回来院後、2週間は跛行は変わりませんでしたが、その後改善が診られ、現在だいぶ質の高い生活ができているとのことです。薬剤は一生必要なので、月1回とりにきてもらっています。


 

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