■症例 1
2歳の文鳥で卵詰まりで来院しました。幸い卵はすぐでましたが、検便でコクシジウムがが診られました。便の状態は正常でした。
この症例は駆虫にサルファ剤のスルファジメトキシン(sulfadimethoxine)で治りました。
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■症例 2
健康診断にみえた症例です。便の状態は正常ですが、検便でコクシジウムが診られました。
文鳥のコクシジウムはイソスポラ属(Isospora,sp)です。
この症例は駆虫にサルファ剤のスルファジメトキシン(sulfadimethoxine)を処方しました。
しかし効能がないので、トルトラズリル(Toltrazuril)をそのう内投与して完治しました。
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文鳥のコクシジウムは下痢など症状がある場合とない場合があります、筆者が経験した症例は健康診断などで発見されるケースが多いです。
虫卵が検出された場合は、症状がなくても体力の低下、ストレスにより、下痢、血便、体重減少、落鳥などが、後日診られる場合があり、駆虫することを薦めています。
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