文鳥の酵母系真菌と捻挫(川崎市多摩区、オダガワ動物病院)


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 ■ 文鳥の酵母系真菌と捻挫


生後2ヶ月の文鳥が、神奈川県伊勢原市からみえました。
 
3日前に左脚を小屋にぶつけたことが主訴で本院を訪れました。
レントゲンを撮りましたが異常なく、左脚が捻挫がレーザー治療をおこないました。
自宅では狭いケージに入れて動きを制限して様子を診るように指示しました。
また幼鳥は検便で原虫、真菌が診られますので来院時は必須です。

■検便

酵母系真菌、糸状の菌糸が酵母様真菌です。
検便で 酵母系真菌の菌糸検出されました。
この文鳥は幼鳥で粟だまをメインにあげていました。 あわ玉を多くあげると、酵母系真菌は多くなる傾向になります。



幼鳥には粟だまだけではなく、パウダー餌も一緒にあげてください。
酵母系真菌が多いと鳥は死亡する場合もあります。
この文鳥も捻挫よりも酵母系真菌がたくさんいることが心配です。本日より餌をパウダーに変更してもらい、30度に保温してもらうよう伝えました。

その後、食事を変更して、2週間後の来院では、捻挫もよくなり、酵母系真菌はなくなっていました。 

 

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