モルモットの皮膚について(川崎市多摩区、オダガワ動物病院)

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■ モルモットの皮膚について


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左右の耳根部にある3-4cmの無毛部分(写真は右耳のみ)

モルモットの皮膚は個体差はありますが、左右の耳根部に3-4cmの無毛部分があります。

 この症例は生後4ケ月の雄で、他院で外耳炎の治療をされたケースです。
当院では、外耳も正常で、痒みもありません。
皮膚検査で、真菌、ダニ検査も陰性でした。
耳根部にそってきれいに毛が生えていたので、「耳根部の無毛部分」と診断し、病的にことではないことを伝えた症例です。

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腰の臭腺(の付近にあります。)

またモルモットは腰部、会陰部に臭腺があります。腰部からの脂性分泌物を皮膚病と見誤る場合もあり、注意が必要です。この分泌物により周囲の被毛が汚れてみえることがあります。

 


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