小桜インコの火傷(川崎市多摩区、オダガワ動物病院)

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小桜インコの火傷


1歳の雌の小桜インコが川崎市多摩区からみえました。

写真のような、保温の器具の上にのったところ脚の裏が火傷したそうです。


抗生剤の飲水投与、止まり木にテープを巻くことを指示いたしました。 また保温機は撤去してもらいました。このオーナーは「飼育本に23度異常で小桜インコは飼うように」と記載があったので、上記のような保温器具をずっといれているそうです。
鳥類の保温ですが、調子が悪いときやあまりに寒い日は保温は重要ですが、健康状態がよいときは、なるべく、日本の気候に慣らしたほうがよいです。結果からいえば必ず23度以上にする必要はありません。あまりいい条件で鳥を飼育すると発情を多くする原因になり鳥は短命におわります。


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小鳥診療に慣れた動物病院で検便をお勧めします。


 

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