偶然発見したウサギのツメダニ(川崎市多摩区、オダガワ動物病院)

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■ 偶然発見したウサギのツメダニ
Cheyletiella parasitivorax


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頭 腹

4才のロップイヤーの雄です。別の理由で来院してましたが、偶然、肩甲骨の間に痂皮を発見しました。とくに痒みはありません。

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セロハンテープをあてて、皮膚検査をしました。顕微鏡で診たところやたらツメダニの卵の多い症例です。しかし卵をみせてもなかなかオーナーには説得できません。(×100)

 

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再度セロハンテープを皮膚にあてて検査しました。すると卵から脱皮している様子が診られました。(×100)

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プレパラートを細部までみたところ、やっとツメダニ成虫が1匹発見されました。卵も写真に写っています。処方はいつも同じ、セラメクチンで月1回で3回の指示をしました。(×100)


 

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