ウサギの爪の出血(川崎市多摩区、オダガワ動物病院)

オダガワ

■ ウサギの爪の出血




ウサギの爪は長くなる傾向があります。
この症例はオーナー不在時に、爪を引っ掛けけておきたケースです。
オーナーさんは爪から血が出たり、付着していると、ビックリする傾向がありますが、重度な血液病がない限り血はとまります。とくに心配は要りません。この症例はウサギの皮膚についた血液をとり治療は終了しました。

これと同様なケースは爪きり時の深爪でもありますが15分ぐらいで血は止まることが殆どです。まちがえても一部の飼育本に記載されている、「線香」「マッチ棒の擦った跡」は使用禁忌です。火傷をなって動物病院に来院します。
もしすぐに血を止めたいなら、「クイックストップ」を常備をお勧めします。

自宅で爪を切るのはウサギのハンドリングが必要です。うまくハンドリングできず骨折をさせてしまって来院したケースや、中には爪ではなく、指を切って来院したケースもありました。
ウサギの爪の切り方がよくわからな方は、飼育本ではなく、ウサギのことに詳しい動物病院に指導をしていただいてからおこなうことがよいとおもいます。


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