うさぎの盲腸ガスの発酵(川崎市多摩区、オダガワ動物病院)

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■ うさぎの盲腸ガスの発酵

 


10ヶ月のうさぎ、ネザーランドドアーフ 雄が昨日より食欲不振を主訴に神奈川県川崎市多摩区中野島から来院しました。体温は38.3度、口腔内は異常なし、脱水、貧血はありませんでした。


触診では胃の下方にガスの貯留を触れました。確認のためレントゲン撮影を行いました。


右下像 左下像 背腹像
盲腸に沢山のガスの陰影がありました。うさぎは盲腸で発酵して栄養をつくる動物なので、発酵は正常でもある行為です。しかしこの陰影はガス像がはっきりしないので、異常発酵と診断しました。
ガスの除去剤の投与と強制給餌を指導し、その後1週間で回復しました。


 

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