ネコの子宮水腫(川崎市多摩区、オダガワ動物病院)

 

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■ ネコの子宮水腫


   ご注意

このホームページに記載されている疾患の予後、
薬剤の説明、他の動物病院の処方薬剤、

インターネットに記載されている薬剤などの
電話相談は診療の妨げになりますので
お断りしています。

当院での診察、薬剤希望の方はペットをつれて来院ください。


腹部が急に膨れたことで避妊していない14歳のネコが来院しました。
 
 血液・生化学検査
 
白血球7400/ul(正常値5500-19500)、PCV35.6%(正常値30-36%)、Hg11.8g/dl(8-15)

TP10.1g/dl(正常値5.5-7.5)、Alb4.1g/dl(正常値2.6-4.0)、GOT/AST 87U/l(正常値18-51)、GPT/ALT 225IU/l(正常値22-84)、ALPi 76IU/l(正常値38-165)、BUN 35.8mg/ml(正常値10-25)、クレアチン1.96mg/ml(正常値0.6-1.2)、Ca10.2mg/dl(正常値9.0-11.4)、IP 4.2mg/dl(正常値2.6-6.2)、Na157mEq(正常値141-156)、K4.7mEq(正常値3.9-5.5)、Cl 122mEq(正常値109-122
 

エコーでは隔壁構造が見られました。
 

エコープローブを横にすると隔壁構造は横にひろがり、レントゲン写真と合わせて子宮が太くなっていることが疑われました。
 

手術前の様子
 

手術中の様子
 

摘出した子宮、卵巣
 

子宮内の貯留液
 

子宮内の貯留液の細胞診、好中球、細菌は診られず子宮水腫と診断しました。
 

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