卵詰まりによる卵管脱(川崎市多摩区、オダガワ動物病院)

 

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■ 卵詰まりによる卵管脱


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卵詰まりで力んでいたら、総排泄腔から卵管が脱出した症例です。
触診で卵が詰まっており、そのため力んで卵管が脱出したと推測されます。。
このまま卵管を戻して縫合はできません。


確認のためレントゲンを撮りました。卵は卵殻が薄っすら確認できる位です。


エコーでは卵は確認できました。

 


用手法で卵を摘出しているところ。


卵を摘出して総排泄腔を一糸縫合しました。


摘出した卵。軟卵でした。


普通の卵との比較。これだけの相違があります。


自宅に帰ったら、総排泄腔をやたら気にして自身で抜糸してしまい再度卵管が脱出しました。
触診で卵がないことを確認して、再度総排泄腔を縫合しました。今回は1日入院して経過をみました。

 


退院して3日後、抜糸も終わり再脱出はありませんでした。 

 


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