十姉妹、軟卵による卵詰まり、卵管脱(川崎市多摩区、オダガワ動物病院)

 

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■ 十姉妹、軟卵による卵詰まり、卵管脱


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腹部が腫れ、卵詰まりではとの稟告で、3歳のが十姉妹来院しました。触診で卵と推察されるものには触れられました。


エコーで卵は確認しました。


この症例は用手法で卵管を反転させて軟卵を摘出できました。
この方法をできない症例もいます。その場合開腹手術になり、全身麻酔のリスクがあります。


摘出した軟卵


反転した卵管を基に戻し終了しました。

 


1日半たったら、卵管脱になり再度来院しました。


再度反転した卵管を基に戻し、総排泄腔を一糸縫合しました。

 


3日後の検診では再脱出はなく順調でした。


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