ハムスターの小腸脱出(川崎市多摩区、オダガワ動物病院)

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■ ハムスターの小腸脱出


(写真1)

1歳半のジャンガリアンハムスターです。
他院で下痢の治療中、腸が脱出して来院しました。(写真1)

この症例は当院で精査して小腸脱出と診断しました。原因は長期の下痢が多いとされてますが、長期の下痢がなくても出てきた症例もあり詳細は不明です。
 ハムスターはこの小腸脱出が多く、処置は開腹手術して、腸の吻合が必要です。ハムスターでは大きな手術なため麻酔中死亡することもあり、また麻酔から覚めても予後不良なことが多いです。

(写真2)
そこでオーナーと相談して、麻酔下で小腸を戻し1糸縫合しました。(写真2)
この処置は間に合わせなので予後は厳しいです。 


 

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