5歳雌のセキセイインコです。以前は羽毛は緑のでしたが、最近黄色に変色したことで来院しました。
元気、食欲はありましたが、羽毛の変色、削痩が診られ脂肪肝症候群が疑われた症例です。
嘴、爪の過長はありませんでした。
より良い診断のためレントゲン、血液・生化学検査を薦めましたが同意はえられませんでした。
脂肪肝症候群の発生原因は不明です。メスに多いことが知られておりエストロジュンの関与が示唆されています。また過食も考えられています。
現在、強肝剤、アミノ酸製剤で経過をみています。軽度であれは多少の改善がみられるとこもあります。