オダガワ動物病院
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フェレットの副腎疾患は犬と違います。コルチゾールの過剰ではなく、性ホルモンの過剰により両測性の脱毛を主訴として来院する疾患である。これまで副腎(とくに左副腎)の摘出術が中心だったが、最近の内科療法としてリュープロレインの投与により改善したケースもある。
正式には不明、下記のような説がある。
早期の避妊・去勢手術
フェレットはさまざまな事情により雄雌を通じて1.5月位で性腺を早期に除去する場合が多い。当然性ホルモンが少なくなる、するとネガティブードバックをおこし視床下部から大量のGn-Rhがでる。そして視床下部から、大量のゴナドトリピンがでるが、ターゲットの性腺がない。性腺も副腎も中胚葉性。副腎の中に未分化の性細胞があり、大量のゴナドトリピンがその未分化の性細胞を活性化して性ホルモンを多量にだす。そのため両測性の脱毛がおこる。
遺伝・世界中で限られたところで繁殖・血等が同じ食事・餌は似ている。
飼育環境・室内介飼う。
温度・日光時間少ない。
病理の分類
・過形成・腫瘍 1.腺癌、悪性腫瘍 2.良性の皮質腺癌
左副腎が7割・右副腎が2割・両側性1割
初期ラットテイル、脱毛・掻痒・臭い強い・季節性脱毛・面ほう・黒いぶつぶつ・PU/PD・
雌 外陰部の腫大・雄 前立腺の腫大 液体たまる・膿様。尿道圧迫、ペニスにつまる。雄は行動がさかんになる
身体一般検査で大体予想がつく。
血液検査では併発症の検討を診る。白血球増加・貧血・栄養状態・肝臓機能・腎臓機能など・他の動物と特異的な点はアリューシャン病のルールアウトの為蛋白分画をルーチンでおこなうこと。
ホルモン測定 ACTH負荷テスト・デキサメサゾン負荷テストはフェレットでは意味がない。
ホルモン測定項目、エストラジオール17β・ヒドロキシプロゲンテロン・アンドロステンジオン
レンドゲン検査 副腎の大きさは 左副腎は米粒程度。左の腎臓の頭測の内側部、後腹部の脂肪中にうもれている。正常で5mm以内。右副腎は後大静脈にへばりついている。肝臓の尾状葉をめくらないと出てこない。右副腎は左副腎より大きい。レンドゲン検査では副腎1cm以上でわかる。副腎からみると感度の良い検査でない。副腎2cm以上なら触診でもわかる。レンドゲン検査は脾臓腫大・心筋症の診断など併発症の診断には有効。
エコー検査 麻酔下で行う。副腎は低エコーに描写される。左0.5-センチ、右1-1.5センチ、左の副腎は左腎臓をだし頭足に1〜2cm角度を内側に向ける。右中央よりにスキャン。大動脈を確認してからみつける。
若齢フェレットの卵巣疾患との鑑別 ・HCG100単位/h、7日後陰部腫大消えると卵巣疾患。
・HCG30−50単位/h、3日1回計3回、陰部腫大消えると卵巣疾患。
副腎大きくない。副腎の症状あり、リュープロレインのトライアル投与が好ましい。
リュープロレインLH−RH誘導体のアンタゴニスト製剤。副腎疾患の症状を抑えるのに効果あり、その投与量は1ヶ月型は100〜500ug/hといわれている。しかしすべての症例に有効な訳ではない。4回目投与により臨床症状の良化を視た症例もある。
臨床症状→血液・レントゲン・ホルモン検査→エコー検査
→5mm以下内科・試験回復
→5-7mm内科 試験回復・よく相談
→7mm以上手術
リュープロレイン1本250ugを月1回投与。1〜4回の投与で効果発現している個体が多い。しかし不十分な効果個体がある
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