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現在の犬は 、良い環境、高栄養の食事、寄生虫などのいない、良い衛生状態の世界にしていることが多く、犬はネコに比べてアレルギー性皮膚炎にかかる度合いがとても多い。語源はギリシャ語の奇妙な病気という意味からきている。犬では「おそらく」遺伝的と思われる過敏症と定義されている。

アレルギーてなに?

犬やネコ、人間などの動物の体に何か異物(抗原)が侵入すると、ただちにそれに立ち向かう物質(抗体)がつくられて、その異物をやっつけようとする。これが「免疫」による抗原抗体反応である。しかし、普通の犬やネコ、人間には無害な物質が抗原(アレルゲン)となって、過剰に抗体がつくられ、かえって体に有害な場合がある。それが「アレルギー」である。そのアレルギー反応によって、体の表皮に発疹(赤やピンクのブツブツ)ができたり、赤くただれたり、かさぶたができたりして、無性にかゆくなる症状が「アレルギー性皮膚炎」である。

犬の主なアレルギー性皮膚炎には、アトピー性皮膚炎・ノミアレルギー性皮膚炎・接触皮膚炎・食餌性皮膚炎の4種類があげられる。年をとると複合アレルギーの場合もある。

アレルギー皮膚炎は治りますか???

アレルギー性皮膚炎になれば、奇跡的に体質改善ができないかぎり、完全に治る可能性はほとんどありません。飼い主のできることは、アレルゲンとなる原因物質から愛犬をいかに遠ざけ、体の抵抗力をつけ、副作用の少ない方法でかゆみをおさえて苦痛をやわらげるかが重要です。治る病気ではなく、いかに調節できるかが重要である。またアレルギー皮膚炎の40%は食事が影響していると言われ、低アレルギー食への移行は大切である。

ステロイド(主にプレドニゾロン)てなんですか??

簡単にいえばアレルギー特効薬です。使用すればとりあえず症状は一時的に治まります。しかし無計画な使用により、とりかえしのつかない副作用がおきることがありますので注意して下さい。プレドニゾロン0.5mg/kg、2日に1回投与で1年の4ヶ月以内なら副作用はおきにくいとういデーターがあり、やむをえず使用する場合はこの範囲での使用が望ましいと思います。長期間ステロイドを使用しなければならない時はよくかかりつけの獣医とインホームドコンセントをとることが大切です。やむをえない時はともかく、意味もなくだらだら使用する薬ではないことを強調します。

一時的にしか治まらない特効薬です。アレルギーと診断されたら、まず原因となるアレルゲンを可能限り探し、副作用の少ない方法で除去してあげることがファーストチョイスです。しかし中にはなかなかアレルゲンを特定できない場合もあります。その場合の犬のクオリティオブライフの改善のため、初めてステロイドは使用されます。

診断方法

細菌性皮膚炎(抗生物質・ケフレックス25-30mg/kg 1日2回 14日間)

真菌皮膚疾患 ミクロスポーラム、トリコフィートン、マラセチア(皮膚KOH鏡顕、サブロー寒天培地、ダーマキット培地など14日間培養)

寄生虫皮膚疾患 疥癬 アカルス(皮膚掻爬試験、イベルメクチンのトライアル治療など)

細菌性皮膚炎(抗生物質・ケフレックス25-30mg/kg 1日2回 14日間)

を除外する。痒いからと言って意味のないステロイド治療は行わない。抗生物質とステロイドの調合もどちらが反応を示したか不明なので使用はしない。


ノミアレルギー性皮膚炎はノミの有無はオーナーもよくみればわかる。

接触皮膚炎は 犬の場合は、シャンプー、室内の床材の磨き剤、犬小屋や食器の素材(プラスチックなど)が原因となりやすい。床材が原因なら、毛の薄いお腹の当たり。食器なら、口のまわりがかぶれだす。最近はプラスチック製の食器でもかぶれにくい製品が多くなったが、気になる方は、ステンレス製か陶製の食器に替えたほうが無難である。床材の磨き剤なら、愛犬のくつろぎ場所に敷物を敷いてあげる。シャンプーの場合なら、シャンプー液を水に薄めて使い、シャンプー後は十分にぬるま湯をかけて液を洗い流す。またシャンプー洗いの回数を減らして、ふだんは濡れタオルでふいてあげる習慣にする。とにかく、「接触」皮膚炎だから、犬の体と原因物質をいかに離すかを心がけるべきである。

食餌性皮膚炎は餌の中の添加物や蛋白が反応しておこるだろうと言われているが正式なことはわかっていない。診断は患犬が一度も食べたことのない食事を少なくとも60日与える。犬ではポテトとラム肉を1:1で与えることが良いとされるが、これまでの患犬の食生活をよくチェックする。(北海道の犬ならラムは食べているだろうし)量はこれまでの餌と大体同じ量を与える。60日間なので栄養のバランスは考える必要はない。またやむをえない場合は動物病院のみで販売されている低アレルギー食を食べさせることも一案である。

本院で取り扱っている低アレルギー食

フィラリアは4〜12月の間(地域によっては5〜11月)予防薬を 月1回飲むことで予防可能です。月フィラリア予防薬を9ヶ月分まとめてお持ちになる方は、消費税分のお薬が安くなります。犬用にはフィラリアのみの予防薬とフィラリアの予防といっしょにノミ、回虫、鈎虫、鞭虫の駆除できるタイプなどあります。

犬のアレルギー

レスポンスFP
レスポンスKo

犬のアレルギー

Z/D
クリニカルA/A

以上を60日行って、なお

全身の掻痒

顔に皮膚病がのこり、指をなめる。

慢性、再発性の皮膚炎のある場合

家族のアトピーの病歴、好発犬種である場合、

アトピーを疑います。

アトピー性皮膚炎

アトピー性皮膚炎の年齢。頻度、好発犬種
発生頻度 5〜12%。発症年齢 6ヶ月〜7歳 70%1〜3歳で発症する。好発犬種は文献ではテリア系・ウエストハイランドホワイトテリア、ケアンテリア、本院では最近傾向からのシーズー、ダックスフンド、雑種に多く見られます。

原因のアレルゲンとその方法
アレルゲンはタバコ、羊毛、猫の回避、静電エアーフィルターの使用(カビ芽胞、ハウスダスト、チリダニを除去)

治療

シャンプー
アレルゲンは吸引のみでなく、皮膚からも吸収されます。動物病院で処方された皮膚にあった薬用シャンプーを使用して下さい。この場合市販のシャンプーは絶対使用しないこと。普段犬は14日に1回位のペースで洗うと良いといわれますが、本院ではアレルギーの場合に限り、様子を見ながら5〜7日に1回シャンプーしてもらっています。まれにシャンプーに過敏な犬を除いて副作用はありません。

犬のアレルギー

脂肪酸栄養補助剤
エイコサペンタエン酸を含むもの。本院のデーターではエイコサペンタエン酸を含む低アレルギー食の継続により、若い個体は維持可能な症例は多くいました。このエイコサペンタエン酸は殆ど副作用はありません。但し個体差が相当あります。

抗ヒスタミン、抗アレルギー薬
犬はアレルギー時の遊離物質が人と違うと言われ、効きにくい傾向にあります。まれに効くことはあります。3種類ぐらい試して様子をみています。抗ヒスタミン、抗アレルギー薬人では眠気がありますが犬の場合、殆ど副作用はありません。但し個体差が相当あります。

ステロイド剤
必要に応じて量、期間限定でステロイドの使用もこのとき始めて行います。長期の使用により、犬の痒みをとるか、寿命をとるのかよく考えて使用して下さい。

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●16:00〜20:00

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桃のマス】
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