小鳥、ウサギ、フェレット、ハムスター、モルモットと小動物の専門的な診療を続けてきた動物病院です。
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2020.07.22更新

あ mouseハムスターの小腸脱出


あ(写真1)

 1歳半のジャンガリアンハムスターです。
他院で下痢の治療中、腸が脱出して来院しました。(写真1)

 この症例は当院で精査して小腸脱出と診断しました。原因は長期の下痢が多いとされてますが、長期の下痢がなくても出てきた症例もあり詳細は不明です。
 ハムスターはこの小腸脱出が多く、処置は開腹手術して、腸の吻合が必要です。ハムスターでは大きな手術なため麻酔中死亡することもあり、また麻酔から覚めても予後不良なことが多いです。

あ(写真2)
 そこでオーナーと相談して、麻酔下で小腸を戻し1糸縫合しました。(写真2)
この処置は間に合わせなので予後は厳しいです。 


 

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投稿者: オダガワ動物病院