鼠径陰睾の犬(川崎市多摩区、オダガワ動物病院)
2015.08.18更新
■鼠径輪の陰睾のトイプードル
5歳の鼠径輪の陰睾のトイプードルの手術以来がありました。鼠径輪の陰睾ですが、ほっておくと癌化はしやすくなります。獣医師の立場からは、早い時期での摘出を薦めます。
黒 本来の精巣の位置
赤 本症例の精巣の位置
手術中の様子
摘出した精巣、正常にくらべて小さいです。
手術終了の様子
----------------------------------------------------------------------
別の症例ですが、鼠径輪の陰睾を13年、手術しないでいた症例です。黒い囲いが腫瘍部分です。
これだけ大きいと悪性の可能性も十分に考えられます.
そのため早期の手術をお勧めしています。
犬の避妊・去勢
【関連記事】
■犬の診療
■猫の診療
■ウサギの診療
■ハムスターの診療
■フェレットの診療
■小鳥の診療
■モルモットの診療
【break time】
投稿者: