小鳥、ウサギ、フェレット、ハムスター、モルモットと小動物の専門的な診療を続けてきた動物病院です。
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2015.04.20更新

あtiger腎臓病処方食の変更(猫)への注意点


 シンガプーラの5歳 避妊雌が昨日からフラフラしているので診療に訪れました。
 シンガプーラは1975年にアメリカ人の猫愛好家がアメリカに連れて行き、シンガポールの通りで見つけたことからシンガプーラと名づけたそうです。世界最小の猫といはれています。 
 このオーナーは以前に飼っていたネコが腎臓病で亡くなったので、今度のネコは腎臓病にかかりにく体質にしいことが先行して、『この腎臓食を与えていると腎臓病にかからない』というミスインホメーションに惑わされて主食にしてしまったケースです。
 腎臓食は栄養制限がされた食事です。ネコの2歳はヒトに例えれば24歳に相当します。一般的に栄養制限をする年齢ではありません。

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■腎臓病の診断
 獣医師の立場から早期で腎臓病の診断を希望されるなら検査が良いと考えます。しかし通常の血液検査(BUN、Cr測定)では異常値が出たときは70%位が障害を及ぼしており、末期に近いことが多いです。そのため当院では尿を持参していただき、尿比重、尿蛋白の頻回の測定を薦めています。また最近はシスタチンという項目が開発され、初期でも血液から腎臓疾患の検査が可能になりました。(ただしシスタインは症例が多い訳ではありません。)

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各社腎臓食
 腎臓病は無症状で進行する場合が多い疾患です。猫の腎臓病は中高年になると比較的多い疾患で動物病院では比較的末期になって発見されることが多いです。 そのため、腎疾患の予防ができないか考慮しているオーナーはよく診ます。

 各メーカーの学術に問い合わせましたが、答えは『猫の腎臓食は獣医師に腎臓病と診断されての始めて猫にあげる餌です。』正常な猫が食べ続けても腎臓病の予防にはなりません。
 また腎臓病でない猫が腎臓食を長期投与すると、2点まずい点があります。
 第一に低リン(IP)にできているので、カルシウムとリンの代謝障害をおこす可能性があります。ただし腎臓病の猫はリンの制限は必須です。
 第二にpHが6.8と高くなっている製品もあり膀胱炎の既往歴がある猫には向きません。

 この症例のネコは4年間の低リン(IP)はでできている腎臓フードを食べていたので、IPは0.7mg/dlでした。(正常2.3-5.0mg/dl)そのためフラフラになってしまいました。普通のフードに変えたところ2週間で、低リン(IP)は正常に戻りました。
 情報が多い世の中ですが、よく内容を吟味しないと、大変なことになります。

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ヒルズC/DとロイヤルカナンpHコントロールについて(猫)
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当院への道順

 最終更新:平成27年4月21日(火)17時6分


                                         

投稿者: オダガワ動物病院

2015.04.20更新

あ
chick腎臓疾患の文鳥


 


3才雄の文鳥が来院しました。全く元気がないとのことです。他の動物病院で薬を2週間のましましたが、全く変わらないそうです。体重も18グラムしかなく、痩せていました。
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 レントゲン検査ではおおきな異常はありませんでした。
血液検査では白血球は推定10000/μLありましたが、リンパ球は低く、単球が増加していました。PCVは54%、TPが4.4(g/dl)UAは17(mg/dl)、GOTは142(IU/L)でした。
脱水がありこれ以上の血液は採取できませんでした。
検便・尿検査でも異常はありませんでした。
以上の所見より、UAは17(mg/dl)より腎不全と診断しました。

 入院中は皮下補液で経過をみてました。現在はクレメジンなどを飲水投与してもらい経過観察中ですが、体重の減少が早いので、予後は心配です。腎疾患は3才など比較的若い鳥にもときどき診られます。

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小鳥診療に慣れた動物病院で検便をお勧めします。
当院への道順

最終更新:平成27年4月20日(月)9時34分


 

投稿者: オダガワ動物病院

2015.04.20更新


あ
ヒルズC/DとロイヤルカナンpHコントロールについて(猫)

 ヒルズC/DとロイヤルカナンpHコントロール

 尿石症はどきどき来院しますので、両方とも比較的よく使用するフードです。
 詳細は各メーカーのホームページを診たほうがよいとおもいます。

 本院で両フードをあげた経験では、猫において説明書どうりにあげると、太る傾向があるような気がします。

 こまめに体重を測定して、量を調節する必要があるとおもいます。ヒルズC/Dは最近、精神的な緩和作用がある物質が含有されたC/Dマルチケアーコンフォートが販売されています。

 これまでのC/Dとの相違はトルプトファンとα‐カソゼピンが入っている点で、精神的な面も考慮した、リラクゼーション効果をプラスしたフードです。
 このフードを食することで、ふだんの食事より、特発性膀胱炎が減り良好な成績があがっています。

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■猫が膀胱炎になる原因
 最近の調査では猫が膀胱炎になる原因は尿石ではなく、特発性が一番です。(図参照)
 特発性とは原因がよくわからない場合をさしますが、猫では汚い環境・同居猫のストレスが多いとされています。これらは無菌性膀胱炎の名前で呼ばれています。
 最近は駅のトイレも綺麗になりましたが、私達、ヒトも汚いトイレでは用をたすきになれません。
 猫も同様で、無菌性膀胱炎の予防にはトイレは複数必要で、飼育匹数+ひとつが良いとされています。また適時に掃除は必要です。汚いと尿をがまんしてよくありません。


本院の症例、無菌性膀胱炎

 尿検査はpHは8.0、蛋白・潜血は強陽性でした。結晶・結石は陰性でした。
 またグラム染色、細菌培養も陰性でした。
 細菌培養の結果がでる1週間は抗生物質アモキシシリンの投与はしました。
 このオーナーは自宅で5匹の猫を飼育していました。また無菌性膀胱炎は引っ越しや、生活環境の変化でもおきます。


■α‐カソゼピンは単剤でも商品名ジルケーン®(アルファ-S1トリプシンカゼイン)で発売されています。
 開発のきっかけは、授乳後の乳児のリラグゼーションは満腹感だけからではなく、ミルクに鎮静作用のある物質が含まれていると考えられたからです。。

 乳児はトリプシンでミルクは分解します。
そしてミルクをトリプシンで分解して鎮静効果のある物質を分離するのに成功してα‐カソゼピンと名付けました。

α-カソゼピン 
 経口投与での吸収がよく、血液脳関門を通過します。
一部のGABA受容体部位(4-Abu受容体)に特に親和作用示し。他の部位にも結合してしまうベンゾジアゼピンで見られる典型的な副作用を伴わない抗不安作用があるとされていますがサプリメントなので、実際の効能は賛否あります。

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■猫の尿路閉塞させる結晶の種類
 次に猫の尿路閉塞させる結晶の種類の話をします。
統計上、日本もアメリカも蓚酸カルシウムとストロバイトが多いです。
 本院では、ストロバイトは以前はよく診ましたが、現在は減少傾向になっています。



■猫のストロバイト結晶

 猫のストロバイト結晶は若い時期は普通のフードにかえると、また再発します。本院の経験では7割です。
 尿路閉塞はおきると3-4日で死亡する病気です。このような病態がヒルズC/D、ロイヤルカナンpHコントロール
などの食事で予防
できることはすごいことです。
 
 これらの食事は一般フードの2-3倍費用がかかるため、オーナーの判断でやめてしまうことです。尿路閉塞を起こした治療費のほうか高くつきます。
 
 ストロバイト結晶は7-8才をピークに産生は減少傾向になります。
 しかし本院では11才の猫で、普通のフードに変えたら、再発し尿路閉塞になったこともありました。個体差は多いみたいです。
 高齢になると尿石の他にも病気が見られる場合が多く、総合判断が要求されます。



猫の蓚酸カルシウム結晶

 個体によっては、尿pHが酸性に傾き、蓚酸カルシウムが産出する場合もあります。
 
 動物病院からの指導で尿石用フードに変更した上で、そのでなぜか友人の薦めで尿石用サプリメントも追加してしまい、尿pHが調節できず、蓚酸カルシウムが産生したこともありました。

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ヒルズC/DとロイヤルカナンpHコントロールを食べてくれない時の対策 

 ストロバイト結晶にはヒルズC/DとロイヤルカナンpHコントロールなど食べてくれない場合、食事のみではなく、写真のようなサプリメントでも対応可能です。
 生涯投与は可能ですが、どちらの治療を選択するか考えるなら、フードです。
(写真・ゼンラーゼ犬用・猫用)



その2、ヒルズC/DとロイヤルカナンpHコントロールを食べてくれない時の対策 

 ストロバイト結晶にはヒルズC/DとロイヤルカナンpHコントロールなど食べてくれない場合、食事のみではなく、写真のようなサプリメントでも対応可能です。生涯投与は可能です。
(写真・DLメチオニンタブ・猫用)

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投稿者: オダガワ動物病院

2015.04.20更新

お
rabbitウサギの尿について


ウサギの正常尿
 尿検査紙はウサギ用はありませんので、ヒト用で代用しています。
① 
③ 
写真①、ウサギの尿はカルシウムが腎臓から排泄されるため正常で濁っています。
写真②、遠心すると沈みます。
写真③、ウサギの尿pHはアルカルです。写真④、溶けているのは炭酸カルシウムでです。
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ウサギの赤い尿
 
地元、川崎市多摩区登戸新町の方より、購入したばかりのウサギの尿が赤いので診てほしいと依頼がありました。
早速、尿検査をおこないました。人や犬猫でも、尿が赤ければいろいろな疾患が考えられます。

 
 
オーナーが持参された尿と尿検査

 ウサギは野菜などアルカリ食を食べますので、尿pHは正常でアルカリになります。
そのため血液のpHは7.4前後で維持しています。
 赤く見える尿ですが、尿検査で上記のように尿潜血は陰性です。
ウサギの尿はストレス・たべものによって、色がいろいろ変化すると推察されています。残念ですが、正式な理由は不明です。
 この症例は治療の必要はありませんが、尿潜血 陽性の場合は、膀胱結石、雌なら子宮腫瘍などの疾患が考えられます。
 他の解釈は犬猫とおおきな相違はありません。 
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ウサギの潜血プラスの尿
① 

 
 写真①、見た目は、写真②、遠心後は普通の尿ですが、写真③、尿検査では潜血はプラスになった症例です。このように、尿検査は肉眼では判断できないことを検出してくれる鋭敏な検査です。
またこのウサギは食欲不振なため、尿pHも酸性になっています。また
写真②では沈渣もありません。

rabbit血尿のウサギ

 うさぎはCaが腎臓から排泄されるので、正常で少々濁った尿にみえます。

またときには正常でも赤みのかかった尿にみえることもあります。



 
  正常、異常の鑑別は尿検査でおこないます。尿検査で潜血が陽性なら、どのかに疾患があると考えた方が賢明です。

 紹介した症例は潜血が陽性で、レントゲン検査では結石はありませんでした。

 うさぎは膣前庭が広く、尿と帯下の区別はつきにくい動物です。

 抗生剤を1週間のんで、尿潜血が治らない場合や、再度おきる場合はたいてい子宮に腫瘍がある場合が殆どです。

この症例も手術をしました。


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投稿者: オダガワ動物病院

2015.04.20更新

あtiger猫の尿路閉塞の症例


 
5才の雄のアメリカンショートヘアーが尿がでないことで来院しました。
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  レントゲン所見 レントゲンではおおきな膀胱が診られました。---------------------------------------------------------------------
 エコー所見 またエコー像はキラキラ光るものが観察されて、結晶の存在が確認できました。                         ---------------------------------------------------------------------
                            
 尿路カテーテルを挿入しました。
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採取した尿
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尿沈渣のグラム染色(顕微鏡所見)ではブドウ球菌(Staphylococcus)が推察されました。
(後日、培養検査でStaphylococcus属が同定されました。)
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尿沈渣のストバイト結晶(顕微鏡所見)がみられました。                           ---------------------------------------------------------------------
治療
ストバイト結晶にはpHコントロールの食事に替えていただくことがベストです。このお宅は多頭飼育なので食事の変更は難しく、ゼンラーゼ(ストバイト結晶を壊すサプリメント)の投与を薦めました。(左犬用・右猫用)
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 抗生剤を膀胱の状態がよくなるまで飲ませて頂くこととしました。本院では尿検査で陰性化してプラス1週間を目安にしています。
 この猫は本疾患が始めてであること、またグラム染色より菌名が推測できたのでアモキシシリンを使用しました。この疾患は2週間の処置で回復しました。

 今後このような疾患は、上記の食事への変更かサプリメントの投与をしないと70%は再発しますので今後の継続治療が大切です。
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投稿者: オダガワ動物病院

2015.04.20更新

オダガワmouseハムスターのストロバイト結石の尿


白くにごった尿をするゴールデンハムスターが来院しました。雄・1才です。

あ

あ来院したハムスターと尿

あ ストロバイト結石が検出でされました。その他は異常なく、このハムスターにはフマル酸を処方しました。
雄の場合、ストロバイト結石が多いと尿路閉そくの可能性もありますので注意が必要です。


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投稿者: オダガワ動物病院

2015.04.19更新

オダガワrabbitウサギの赤い尿




持参した尿

地元川崎市多摩区登戸から来院した4才雄のうさぎです。
本日血尿かもしれないとことこで尿持参で来院しました。
ウサギは正常でも尿が赤色になることがある動物です。

治療対称であるかどうかは、尿検査で判断します。
尿の色が赤くみえていても、尿検査で潜血が陰性なら、治療の対称ではありません。


この症例は尿潜血陰性なので、無処置としました。またウサギのpHは正常でアルカリです。

 このような症例は時々来院します。

 本院の経験では、①うさぎの長期のペットホテルや、②うさぎが遠くから来院すると、いつも肉眼では尿が赤くなる症例を経験しています。何れも尿潜血は陰性でした。
そのため個人的にはストレスも関係していると推察しています。
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■しかし尿潜血陽性の場合
膀胱結石、子宮・卵巣腫瘍などの場合もありますので、注意は必要です。

いし
rabbit膀胱結石

しきゅうrabbit子宮・卵巣腫瘍


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 最終更新:平成27年4月19日(日)9時34分


 

投稿者: オダガワ動物病院