小鳥、ウサギ、フェレット、ハムスター、モルモットと小動物の専門的な診療を続けてきた動物病院です。
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2018.11.14更新

あchick卵詰まりの小桜インコ


あ(写真1)卵詰まりと診断して、用手法で卵を摘出しているところ。

 寒くなると、本来、鳥類は卵を産む季節ではない関係か、卵詰まりの症例を多く診ます。

この症例は、急に体重が増えて調子が悪くなったことで来院した5歳のコザクラインコです。
触診で卵詰まりの診断はつきましたが、卵は複数詰まっていることも多くレントゲン検査をしました。

a(写真2)

麻布大様(写真3)

レントゲンでは卵は1つでした。(写真2、3)

a(写真4)用手法で摘出した卵

カルシウム剤を投与し用手法で摘出して(写真1.4)無事終わりました。
しかしまた発情したとき卵詰まりがおきないかどうか心配です。
この症例は簡単に卵は出ましたが、卵詰まりの部位が悪いと死亡する場合もあります。
卵詰まりは緊張する疾患のひとつです。

 


 

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投稿者: オダガワ動物病院