小鳥、ウサギ、フェレット、ハムスター、モルモットと小動物の専門的な診療を続けてきた動物病院です。
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2018.06.13更新

おdogジクロマックスSRを誤飲した犬


 

あジクロマックスSR

あ口で咬んで開けて誤飲してしまったようです

 動物病院をしていると、オーナー自身の常備薬を犬が飲んでしまい来院するケースがよくあります。

今回はマクロライド系の抗生剤、ジクロマックスSRです。誤飲した犬は約10kgです。いつ飲んだかは不明で、写真のように入れ物がころがってました。自宅では嘔吐、下痢が診られましたが、本院にいた間はみられませんでした。誤飲したジクロマックスSRは25g入りの薬剤ですが、中に残っていた量をから約17g誤飲していたと推定されました。
 この薬剤はヒト用です。メーカーに問い合わせたところ、薬剤の安全性を確かめるためにおこなった、ビーグル犬での実験から推測すると、この量では致死的なことなないだろうとい結果になりました。そのため強肝剤、整腸剤の投与して治療は終わりました。

 オーナーは犬ちゅんをかわいがっている割には、常備薬、またそのほか薬剤の保管場所には神経をつかわい傾向があります。ヒト用の薬剤は飲みやすくするため、粉や錠剤に甘い味をつけていいます。そのため犬は薬剤がある限り食べてしまう傾向があります。またオーナーのハンドバックの中を開けて飲んだ犬もいました。今回は低い棚に保管しておいた薬剤を写真のように口で咬んで開けて誤飲してしまったようです。 今回の薬剤は安全域が広く、助かりましたが、狭い薬剤では死亡する場合もあります。大切な犬ちゅんおためにも保管場所には注意が必要です。


 

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【break time】


あ
flower2蓮(不忍池、8月)


 

投稿者: オダガワ動物病院

2018.06.13更新

オダガワ
dog糖尿病の犬、ケトアシドーシス


  糖尿病とは、インスリンというホルモンの作用が低下したため、体内に取り入れられた栄養素がうまく利用されず血糖値の高い状態が続く疾患です。血糖値が高いだけだと自覚症状はありませんが、様々な病気を引き起こすことにつながります。それが「合併症」です。血管が痛むために目や腎臓などに障害がでやすいです。

  糖尿病は膵臓からのインスリンの分泌不足による場合(インスリンが足りない状態)Ⅰ型糖尿病と、インスリンは分泌されていますが、肥満、感染症などによりインスリンの作用(効果)が出にくいの場合(インスリンが有っても血糖値が下がらない状態)Ⅱ型糖尿病とが有ります。犬の糖尿病は自己免疫疾患で、膵島が破壊されておきます。インスリンはでなくなります。そのためインスリンの投与が必要です。

多飲・多尿を主訴に14歳の避妊済み雌犬が来院しました。本日はなにも食べないそうです。川崎市多摩区登戸からの来院です。年齢が高齢でありことより、レントゲン・エコー・血液検査・生化学精査を勧めました。

来院した14才の犬


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●血液・生化学検査


 レントゲン検査・エコーは大きな異常はありませんでした。GLU上昇より糖尿病が疑われました。また中性脂肪の上昇が診られます。糖尿病は状態が進むと、いくら体内にブドウ糖があっても、そのブドウ糖をエネルギー源に分解するインスリンが分泌がないため、脂肪がエネルギー源として使われ、ケトン体が増えます。この状態をケトアシドーシスといい、その脱出が必要です。
またLIPの高値より、膵疾患も疑われました。---------------------------------------------------------------------
●尿検査
  
尿検査でもブドウ糖が強陽性です。ケトン体はやや陽性位でした。---------------------------------------------------------------------

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追加検査として犬インスリンの測定、糖化アルブミン、犬膵特異的リパーゼの測定をおこないました。

犬インスリン 0.55(ng/ml)  正常値0.27-0,65
糖化アルブミン 42.4(%)   正常値8.8-14.5
犬膵特異的リパーゼ 627   正常値<200


以上の結果から、軽度のケトアシドーシス併発したⅠ型糖尿病と診断しました。犬の糖尿病は自己免疫疾患で、膵島が破壊されておきます。インスリンはでなくなります。そのためインスリンの投与が必要です。また本症例はその前にケトアシドーシスの改善が必要です。



 この症例は点滴をしたところ、入院した夜より食欲が回復し、翌日よりインスリンの投与を開始しました。
その後、月1回のGLU・LIP・糖化アルブミンのをして診ていきその後2年生存しました。

あ この症例に使用したノボリンN


 

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【break time】

あ

 flower2ラ・フランス

 

 

 

 

 

 

 

 

投稿者: オダガワ動物病院

2018.06.11更新

おdog旅行から帰宅して下痢のイヌ


a診療中にした下痢便(写真1)

大きな車に変えて初めて旅行にいった柴犬の症例です。

広い車に買い替えてオーナーも犬ちゅんもリラックと考えたいものですが、

犬ちゃんは車を変えたことで、車内での居場所に困ってしまったそうです。

またドライブコースもアップダウンの激しい山道に出かけられました。

帰宅すると3日間下痢が止まらなくなり、嘔吐も1回あったため本院を受診しました。

写真1は診療中にした便です。元気、食欲はありますが未消化のドックフードが診られました。

 

a写真2・簡易染色で、芽胞菌が多く診られた。

検便では虫卵は診られず、簡易染色で、芽胞菌が多く診られました。(写真2)また便の回数も多い症例でした。

検査結果、臨床症状からフラジール®、ザラゾピリン®を処方しました。

以前に経験した同様の症例は伊勢志摩を犬ちゅんと何拍はで旅行後下痢が治らず、同様の処置で回復しました。

この症例は伊豆箱根の日帰りでしたが、その後2日位で回復したと後日連絡ありました。

 

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【break time】

あglitter3日本海の夕日、新潟県坂町付近、7月 特急いなほ車内より


 

投稿者: オダガワ動物病院

2018.06.11更新

おdog犬のアトピー治療薬、アポキル錠が販売されました。


  犬のアトピー性皮膚炎の治療薬、アポキル錠が2016年7月に販売されました。成分名はオクラチニブで、犬の痒みに対し、即効性があり、副作用が少なく安全性を兼ねそなえた今注目の薬剤です。(注意・この薬剤は猫には効果はありません。)

 犬のアトピー性皮膚炎の治療は、これまで経口ステロイド剤のプレドニゾロン等が主剤で使用されてきました。しかし副作用のある薬剤なので、長期の使用法には注意が必要です。

 そのためここ数年は維持には、副作用が経口ステロイド剤より少ない、経口シクロスポリン剤、外用ステロイド剤 、注射用犬インターフェロン製剤などがよく使用され、それなりの効果はある治療法として紹介されています。

 しかし経口シクロスポリン剤はソフトカピセルなため犬は飲ましずらく、最初は経口後嘔吐が多く、効果発現に時間がかかり、免疫抑制薬剤である点、外用ステロイド剤は局所の適用のみで広い皮膚病変には限界のある点、また注射用犬インターフェロン製剤は1-2週間に1回は動物病院に通わなければならならず、経口シクロスポリンと同様、効果発現に時間がかかなど問題点もありました。
 経口シクロスポリン剤と注射用犬インターフェロン製剤は高価剤である点も問題点でした。

 1 アポキル錠

 今回発売されたアポキル錠は、犬の痒みに対し、短時間で示される即効性と、副作用が少ない安全性を兼ねそなえた薬剤です。本院では価格もシクロスポリンと注射用犬インターフェロン製剤と比べて安く処方できます。

 作用機序は、アレルギーに関わる各種サイトカインのシグナルを伝達するヤヌスキナーゼ(JAK)経路を選択的に阻害し、免疫系への影響は最小限に、痒みと炎症の早期緩和をもたらします。この経路はヒトのアトピー性皮膚炎で注目されていましたが、動物では犬用としてヒトに先駆けて販売されました。

 皮膚の痒みは炎症などで、サイトカインなどの痒みの誘発物質が放出されることでおこります。そのため、この薬剤はアトピー以外の痒みも止めてくれる期待もありますが、感染性(細菌、真菌、寄生虫)の皮膚炎では、この薬剤を使用するより、それらの駆除が大切です。

 使用法は、最初の2週間は1日2回で、以後1日1回で投与が必要です。また新しい薬なので、海外の使用例を含めて、これまで使用期間が2年間しかないため、2年以上の長期使用の場合は今後の検討が必要です。

 本院での使用例はまだおおくはありませんが、痒みはステロイド剤使用と同じ位の期間で止まり、とくに目立った副作用は経験していません。

 なおこの薬剤は動物用医薬品で、処方には必ず獣医師の診察が必要です。本院で処方希望の方は、診療時間内に犬ちゅんをつれてご来院ください。

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使用例

あ

 今年から、引っ越しのため本院で診療した7才の雌の犬ちゅんです。毎夏(6月ー9月頃)になると腹部が赤くなり前院でアトピー性皮膚炎と診断された症例です。昨年までこの時期のみステロイド剤を処方されていました。ニキビダニ症、マラセチアを除外診断して、今年からは上記の理由で、アポキル®を処方しました。


 

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【break time】

あglitter3大日岩(奥秩父、10月)


 

投稿者: オダガワ動物病院

2018.06.10更新

 オダガワ

dog犬の歯石


 犬は同然ですが、歯を磨きません。ワクチン・フィラリア・健康診断も重要ですが、歯も大切です。我々人間も、きれい好きでなくても、1日2回は歯は磨くとおもいますが、犬は獣医師・動物看護士より指導をうけないとなかなか始める動機がありません。そのため歯石が貯まります。歯石は食べ物のかすではなく悪玉菌の固まりです。人・犬ではこれが原因で、心臓病・肝臓病・腎臓病になっていることが証明され ています。口臭がはじめって動物病院を訪れるのではなく、日頃からの歯磨きが重要です。


 
犬の歯石のグラム染色

 犬の歯石
 

 この写真下の歯石をグラム染色して顕微鏡でみると、写真上になります。螺旋菌が多く診られました。この状態が続くと歯肉炎を併発して、上顎の骨までおよびことがあります。この歯石についた菌は抗生剤では退治はできません。予防は定期的な歯磨きと歯石切除です。しっかり予防することにより、生涯、抜かずに済む歯は多くなります。

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■オーナーの間違い易い歯科予防点として
①ひずめなどかたい物は絶対あげない。ひずめをたべたら歯が丈夫になるは迷信です。犬は肉食で、上顎と下顎の歯は殆どあたりませんが、この裂肉歯のところは、上顎第3後臼歯と下顎の後臼歯が一部分のみ、かみ合います。この部分に堅いものを挟むと、この歯は削れたり、折れたり、歯石がつきやくなります。

②フリスビー・ボール遊びはほどほどにしたほうが良いです。歯が摩耗します。フリスビー・ボールで遊ぶことは、やめるのは大変ですが、歯にはいいことではありません。

③若いころより、しっかりした歯科予防をしましょう。

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 最終更新:平成26年12月10日16時15分


  

投稿者: オダガワ動物病院

2018.06.10更新

オダガワdog犬のチョコレート中毒


 犬はチョコレート中毒を沢山たべると中毒になります。ひどい場合は死亡例を経験されている先生もいます。
今回の症例は、2才の約5kgの雄のダックスブンドです。
オーナーがお風呂にはいっている間にロッテ社の「ゼロ マイルド ホップジョイ」を20-30%位食べてしまったみたいです。オーナーさんは時間外にあわてて来院されました。


 犬ちゃんではチョコレートの中のテオブロミンの代謝が非常に低く中毒を示します。
 犬は摂取したテオブロミンを17.5時間でどうにか50%までにしか分解排泄できません。
ちなみに人では6時間なので心配はいりません。
犬のチョコレート中毒の症状は誤食後6-12時間で現れ、嘔吐、下痢が始まり、活動過剰、多尿、運動失調、痙攣がおきます。3日ぐらい続くとこもあります。食べた量が多いと死亡する場合もあり原因は、一般的に心不整脈や呼吸不全が死因になります。

 スーパーなどで販売されている1枚の板チョコはおよそ50gで、テオブロミンをおよそ200-400mg含んでいます。致死量は1kgあたり200-400mgで、1kgの犬ちゃんがおよそ板チョコ1枚たべるとおこる場合があるという意味です。しかしチョコレート中毒は犬ちゃんによって個体差が大きく、上記の量でも全く大丈夫な犬ちゃんもいますし、また少量でも発症したケースもあります。またチョコレートの種類(ミルクチョコレート・製菓用無糖チョコレート・ココアパウダーなど)でテオブロミンの含有量は異なりますので詳細はメーカーに確認する必要があります。
今回は本院をおとずれるまで1時間以上かかっていること、5kgの犬が約50gのチョコレートの20-30%位の誤食なので、無処置で耐えられると判断して家にかえしました。

後日、ロッテ社に「ゼロ マイルド ホップジョイ」のテオブロミンをきいたところ。100g(板チョコ2枚の量)あたり350mgを含有するとのことでした。また後日オーナーからも電話を頂き、犬ちゃんは元気にすごしているとのとこです。チョコレート中毒はたいてい犬は沢山たべると、嘔吐するので、動物病院で診ることは少ない症例です。

しかし他院では、お祝いにもらったチョコレートをオーナーがいない間に沢山食べて犬ちゅんが死亡したケースもあります。チョコレートを食べて1時間以内なら、催吐剤を使用して、はかせることが最良でしょう。なおテオブロミンの拮抗薬はありません。

また胃洗浄は、動物の場合は全身麻酔が必要で、賛否ある治療法です。またもしおこなうなら誤食してから1時間以内です。人の緊急医療でもこのような場合は、1時間以上たったら胃洗浄はおこなわないそうです。場合によっては活性炭などの投与も必要でしょう。

チョコレート中毒は猫でもおきるとされています。チョコレートは人では美味しいおやつですが、犬猫では中毒になる可能性もありますので十分注意してください。
注意をすれば防げる疾患です。とくにバレンタインやお祝いにもらったチョコレートはしっかり保管してください。


 

【イヌ、ネコの中毒】
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【break time】

 
flower2

 

 

 

投稿者: オダガワ動物病院

2018.06.10更新

お

dogダックスフンドの歯肉からの出血

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 7才、去勢済みのダックスフンドが歯茎からよく血が出ることでセカンドオピニオンで来院しました。 この犬は自宅では歯は触れられない位あばれるそうですが、本院では歯科診療はさせてくれました。(動物病院でも歯は噛む癖のある場合は診れない場合もあります。)

は

 とくに右側の犬歯、臼歯1番目、2番目の歯は歯石が酷く、歯周ポケットになっていて、血がでています。著者自身も歯がわるく、良く歯科を訪れますが、私自身の経験から、この状態は結構痛みがあります。

は

は

 歯石はばい菌の固まりで、犬でも歯石から心臓病始め多くの疾患にかかりやすいことが報告されています。またこのような歯石の多い犬に舐められた手で料理をして食中毒がおきたケースも報告されています。

 7才の年齢から歯石除去と歯茎の処置がベストですが、犬での歯科の処置は全身麻酔が必要な点が欠点です。またその後歯磨きは必要です。

は

歯石の部分をグラム染色すると、グラム陽性の長桿菌がみられました。

 オーナーに今後どうするか、検討中してもらっています。処置をしなければ、歯が痛い状態で、平均寿命とされている12-13才まで過ごすことになります。麻酔をかけて処置すれば一時期よくなりますが、その後歯のケアーをしないと再発しやすいです。

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■歯肉治療薬インターベリーαとは

は

は

 歯肉炎の無麻酔の処置法としてインターベリーαの使用法があります。詳細は上記を参照ください。無麻酔でこの処置はできますが、歯石は除去しないと効果は半減します。

 


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flower2

 

 


投稿者: オダガワ動物病院

2018.06.09更新

あ
dogtiger犬猫のタマネギ中毒

  
10kgの犬で中型タマネギ(約250g)を1つたべるとおきるされていますが個体差は激しい中毒です。誤ってタマネギをたべても軽度の元気消失、食欲低下で終わることが多いですが、5-10%の犬はタマネギに敏感で激しい臨床症状を示すケースもあります。猫では詳細なデーターはありませんが、中毒はおきます。
 
タマネギのみではなく、ネギ類には注意が必要です。

 症状は元気消失、食欲低下、血色素尿、可視粘膜の蒼白、黄疸がおきますが症状には個体差があります。 
現在知らないでタマネギをあげる方は多くはいません。しかし異常が診られないことを理由に食事中にタマネギあげる方をみたこともありますがやめてください。牛丼、ハンバーグなど手を加えた製品はタマネギ中毒はおきやすいです。お菓子の「下仁田ネギパイ」 や、焼肉の汁をドックフードにかけて中毒はおきたこともあります。実験で確かめられていますが、タマネギをあげると、元気があっても犬の体に中には必ず異常がおきています。

 
調理したタマネギ 牛丼

 
  ハンバーグ
上記の食事は犬猫にはよくありません。

 万が一、食べているところを見たら30分以内なら嘔吐させることは有効とされています。
それ以後の時間は、タマネギの吸収の関係で効果的ではありません。中和する薬剤はないので、対象療法が中心になます。たいてい1週間位で治りなすが、異常量を食べた場合は死亡例もあります。
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診断
 タマネギの摂取を確認と血液スメアで初期ならハンイツ小体を確認、回復期はヘルメット細胞、球状赤血球を確認が必要です。 


 

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あ
flower2百合は猫では中毒物質です。誤って食べられないよう注意が必要です。
他の動物では中毒はないとされています。

 

 

投稿者: オダガワ動物病院

2018.06.09更新

あdog犬の避妊手術(雌)について 


  統計上は避妊手術をしてストレスを少なくした避妊した雌のほうが、未避妊の雌より多少長くいきるというとは知られています。私が開業したころは(1991年)「外で飼育している犬が発情して、夜に壁越しに雄犬が入り交尾して、その後妊娠に気づかず、朝起きたら子供を生んでいて電話を頂いた経験もあります。」このような経験をされた方が、避妊手術で来院する場合もありました。しかし今本院の付近でもまず野良犬は見ませんし、上記の理由で避妊することはなくなりました。 
 犬の初発情は4-6ヶ月位に初めては起こります。最初は発情は年2回おきるので半年に1回発情があると勘違いされている方もいますが、加齢と共に7-8ヶ月と徐々に次回発情は長くなり7-8才頃には年1回になります。(犬種や個体差はありますます。
またヒトと異なり閉経はありません。生きている間は性周期はおきます。稀なケースですが16歳の犬が子供を産んだケースもあります。

 犬は種を残すことが目的で生まれてきています。人に飼われる為ではありません。そのためこの年1-2回しかない発情期は種を残す意味では交尾のチャンスを探っています。ペットは交尾したいけど、チャンスがない、このストレスは大変なことなので、避妊手術を薦める意見が多いです。そのため避妊した雌のほうが穏やかにすごせると考えられています。

 また長所として子宮・卵巣疾患・乳腺腫瘍(注意1)・偽妊娠、別名想像妊娠(注意2)・糖尿病(注意3)などの未然の予防になります。手術も比較的安全におこなえることではあります。
 しかした避妊手術をしないから犬が生きてゆけない訳ではありません。全身麻酔が必要なので幼くして大病のある犬には薦められません。手術後、肥満になることが多いことが欠点です。食事量、体重測定などケアーしないと、肥満になり、多くの病気を併発しやすくなります。犬ちャんがポッチャリならいいですが、肥満(ヒトで言うお相撲さんクラス)になると早く死亡することが多いので注意が必要です。

 以上、メリットがデメリットより多くあるので、避妊手術は昔から推奨されることではあります。手術を希望されるかどか、上記の記載などを参考の上決め手ください。診察されてインホームドコンセントをとって、手術に入ることをお薦めします。最近は避妊・去勢手術でも術前に血液検査など術前検査を希望される方は多くなりました。

(注意1)犬の乳腺腫瘍の疫学調査は学会などで多く報告されており雌犬500頭中に1匹の割合で発生します。1歳以内に避妊手術をすれば、大部分が未然に防げるとされています。 犬の乳腺腫瘍の半分は良性で、半分は悪性(癌)です。

(注意2)偽妊娠(別名想像妊娠)を繰り返すと将来的に子宮蓄膿症、乳腺腫瘍になりやすい意見もあり、避妊を勧める場合は多いです。ただしすべての犬が罹患する訳ではありません。偽妊娠(想像妊娠)はすぐ死亡する疾患ではありませんので、犬の寿命、健康状態、年齢をよく考えて決めてください。

(注意3)黄体ホルモン(プロジュステロン)がインスリン分泌を妨げます。そのため糖尿病は雌に多い疾患です。
 避妊により黄体ホルモンの分泌は抑えられます。糖尿病の雌犬はインスリン治療が安定したら避妊手術を行うことは良いでしょう。ただし犬の状態、年齢をよく考えて決めてください。(備考・糖尿病の発症はさまざまな原因があり、避妊手術は予防の一因はなりますが、避妊雌でも糖尿病を発症する場合はあります。)
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 避妊手術で摘出した卵巣・子宮


 

【避妊手術・去勢手術】
dogright arrow犬の避妊手術(雌)
dogright arrow犬の去勢手術(雄)

tigerright arrow猫の避妊手術(雌)
tigerright arrow猫の去勢手術(雄)

rabbitright arrowウサギの避妊手術(雌)
rabbitright arrowウサギの去勢手術(雄)

boarright arrowモルモットの去勢手術(雄)


 

tiger猫・避妊手術・去勢手術の助成金】
right arrow 本院は川崎市獣医師会に所属しいる関係で
時期は限定されますが、猫の去勢・避妊手術に
①川崎市、②川崎市獣医師会、2団体の補助が可能です。
right arrow川崎市獣医師会
right arrow川崎市健康安全部生活衛生課


  

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あ

 flower2ばら(生田緑地ばら苑、5月)

 

投稿者: オダガワ動物病院

2018.06.08更新

おdogイヌの緑内障(Glaucomaとは camera


 緑内障はイヌに多く、柴・コッカスパニエル・シーズーが好発犬種です。主に眼圧が高くなる病気で、この影響で視神経が束になっている視神経乳頭が障害され、眼が見えにくくなる進行性の病気です。
 ウサギ、猫でも時々診られます。緑内障の治療には動物にもヒト用点眼薬を使用されています。
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 ■参考 ヒトの緑内障
 
 緑内障は日本人の15人に一人はなる疾患です。視野欠損ヒトも動物同様に眼圧は10-20mmHgですがこの眼圧でも耐えられず低眼圧の緑内障もあります。ヒトでは眼のかすみ、光の回り虹が見えたり、頭痛、眼が赤くなることが主訴で来院します。視野欠損はヒトは頭部で補うため、末期で診られることが多いです。ヒトでは眼圧が40-50mmHg位になるとヒトは立っていられないそうです。
 そのため眼圧測定、眼底検査を呼びかけ、眼圧が病的に高くなく、臨床症状がない状態で早期発見に努め点眼薬で、早期治療を薦めている地方自治体も多くあります。
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 ■イヌの緑内障も急性と慢性にわかれます。

め急性緑内障

■急性緑内障
急性緑内障はcamera写真のよううに上強膜血管の怒張、角膜が多少白く診られます。この症例は初診時の眼圧は72mmHgありました。しかし緑内障初期は眼圧が正常なこともあり結膜炎と鑑別が難しい症例もあります。犬の目が赤くなったら、根本に緑内障が潜んでいる場合もあり、動物病院から帰宅後、3-4時間位でより悪化したときは再来院が重要です。恐ろしいことに急性タイプの緑内障は、犬では1-2日放置するだけで失明の危険もあります。
 諸説ありますが緑内障の「緑」はヒトでは急性緑内障時に瞳が緑色に見えることに由来します。なお著者は犬では瞳が緑色に見えることは経験してません。


 

め

め慢性緑内障

慢性緑内障
  camera写真は慢性緑内障で、点眼で眼圧を維持している柴犬です。定期検診の眼圧検査で発見されました。初診時の眼圧は55mmHgありましたが、治療に反応してくれて現在は眼圧は35-40mmHgの間で抑えられています。

 本院では眼圧が35mmHg位で臨床症状を伴う症例に緑内障点眼薬を薦めています。眼圧35mmHgの状態で、緑内障点眼をしても治る訳ではありません。眼圧が下がるのみでやめればまたあがってきます。しかし点眼薬を使用することで、進行がおさえられて3-4年後の眼圧の維持、視野の確保になります。この状態での来院はオーナーが治療をやめてしまう場合もあり残念です。

 ヒトでは眼のかすみ、光の回り虹が見えたり、頭痛、眼が赤くなることが主訴で来院されるそうですが、動物ではそれら症状は気づきにくいため初診時の眼圧は60-70mmHgと重症症例が多いです。そのためなかなか薬物ではコントロールが大変な疾患です。なお眼圧は60-70mmHgあっても動物は四つ足の関係か、普通に歩いていることが多いです。ヒトのように立ってられないことはないみたいです。

し牛眼

 慢性緑内障はこの状態で来院する場合が動物病院では最も多いです。牛眼といって写真のように目がおおきくなって来院します。緑内障になって時間が経過して来院したことを意味します。残念ながら回復は困難です。この症例の眼圧は84mmHgありました。


【緑内障点眼、関連ページ】
right arrowPF点眼とは
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right arrow緑内障治療薬 浸透圧利尿剤


 

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【break time】

あ flower2芝桜、秩父、羊山公園(4月)


 

 

 

投稿者: オダガワ動物病院

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