小鳥、ウサギ、フェレット、ハムスター、モルモットと小動物の専門的な診療を続けてきた動物病院です。
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2018.06.02更新

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■犬用・薬用シャンプーの使い分け

薬用シャンプーはすべて同じではありません。皮膚病にあった薬用シャンプーを使用しないと悪化する場合もあります。担当獣医師をとインホームドコンセントをとって治療を進めてください。

なお現在、動物用の薬用シャンプーは多種あり、薬用シャンプーの使い分けは獣医師により意見が異なる場合もあります。本稿での私感をのべます。


●マラセブシャンプー


 (写真・シーズーの脂漏性皮膚炎)

マラセブシャンプーは抗菌・抗真菌シュンプーに属します。動物用シャンプーではクロルヘキシジンの濃度が0.5%と薄いシャンプーは以前からありましたが、犬の膿皮症の主な原因菌のS、pseudintermediusには効果が低いとされていました。マラセブシャンプーはクロルヘキシジンの濃度が2.0%になり、S、pseudintermediusへの効能も適切な濃度になりました。
 ミコナゾールも配合されており、写真のよにな脂漏性皮膚炎(マラセチア性皮膚炎)の場合にも有効です。このマラセブシャンプーは皮膚の状態によりますが週2-3回シャンプー可能です。


●コラージュフルフルシャンプ
  

  (写真 猫の皮膚糸状菌症)

 人のマラセチア用のシャンプーで抗真菌シュンプーに属します。(抗真菌薬のミコナゾール0.75%含有)マラセチアの原因菌は、人はM. globosa M. restricta、イヌからはM.pachydermatis、M.sympodialis、M.furfur、およびM.globosaが分離されており、ネコからは先の4菌種に加えてM.nanaが分離されています。これらの菌種は、イヌ・ネコの常在菌と考えられています。
マラセブシャンプーが日本でも発売されてからはこのシャンプーはあまり使用することもなくなりなしたが、主に猫の糸状菌症に使用していました。


●カニマールワンシャンプー


 
(写真・猫の疥癬症)


今はあまり診療しなくなりましたが、犬猫の疥癬症やまた犬脂漏性皮膚炎(マラセチア性皮膚炎)に使用しています。
カニマールワンは二硫化セリンが主成分で、犬脂漏性皮膚炎時には上記したマラゼブに反応しない場合に良いとこもあります。角質溶解シャンプーは週1回が適当とされていますが、状態によっては数多くシャンプーする場合もあり、乾燥肌には注意が必要です。


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最終更新:平成27年4月2日(火)12時7分


 

投稿者: オダガワ動物病院

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