小鳥、ウサギ、フェレット、ハムスター、モルモットと小動物の専門的な診療を続けてきた動物病院です。
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2018.05.02更新

おtiger猫の無菌性膀胱炎疑い


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他院で約3ヶ月前にストロバイト結晶で血尿をおこした10歳の雄ネコです。

今回も同様に血尿になり来院しました。

エコー検査で結石はなく、尿検査はpH7.0、潜血(++)、蛋白(++)、沈査は赤血球のみで、ストロバイト結晶(-)、白血球(-)、グラム染色したところ殆ど細菌は染色されませんでした。

本院での所見は3ヶ月前とは異なりストロバイト結晶はありませんでした。

沈査のグラム染色したところ殆ど細菌は染色されず、細菌性も否定的です。

もう1匹ネコがいて仲はわるいそうです。

以上の所見から、ネコに多い無菌性膀胱炎と診断しました。

ネコはストレスなどによってこの無菌性膀胱炎に罹患することが多い動物です。

  あc/dマルチケアー

この症例は血尿は二回目ですが、 無菌性膀胱炎の未然の予防法として加水分解ミルクプロテイン、トルプトファン配合されたc/dマルチケアーがお薦めです。

 無菌性膀胱炎は完全には治りませんが、回数は抑えられ、よりよい生活ができることが多いです。

 


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投稿者: オダガワ動物病院

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