小鳥、ウサギ、フェレット、ハムスター、モルモットと小動物の専門的な診療を続けてきた動物病院です。
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2018.04.03更新

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ウサギの前房蓄膿 
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 地元川崎市多摩区からの来院です。
 ウサギの前房蓄膿は目の前房部分に膿瘍を形成する疾患です。
重傷な角膜炎や前ブドウ膜炎に伴い、血液房水関門の破壊にり、好中球が前房に遊走した状態をさします。
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ウサギの前房蓄膿の原因 
  原因としてpasterella multocidなどの血行性細菌感染が報告されているますが、臨床的には原因の確定は難しいことが現状です。

ウサギの前房蓄膿の治療 
 抗生剤と抗炎症剤の点眼の併用で3ヶ月以内に90%はよくなります。
 しかし再発率も高く点眼薬をやめると70%は再発します。
 
 著者の動物病院ではよくなったところで、点眼回数を減らして、必要時に眼科検査に来てもらい維持している症例が多いです。しかし生涯点眼液が必要なケースが多いです。

 本症例も点眼で3ヶ月で一端はよくなりましたが、点眼をやめたところ再発したケースです。
                                              



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投稿者: オダガワ動物病院

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