小鳥、ウサギ、フェレット、ハムスター、モルモットと小動物の専門的な診療を続けてきた動物病院です。
小鳥、ウサギ、フェレット、ハムスター、モルモットと小動物の専門的な診療を続けてきた動物病院です。

2018.04.04更新

オダガワ
rabbit基底細胞腫(毛芽細胞腫)を示唆されるうさぎ
---------------------------------------------------------------------
1年ほど前より診ているうさぎです。

雄7歳です。1年前あったしこりが急に大きくなり、本日脱落しました。

 
しこりは左右あります。皮膚から遊離しているので、
手術が最適ですが、オーナーが踏み切れないみたいです。

細胞診の所見、うさぎのしこりの大きさなどから基底細胞腫(毛芽細胞腫)をうたがっています。
 



基底細胞腫は、重層扁平上皮から生じる病変のひとつです。

 最近は基底細胞腫は、起源を表皮の基底細胞でなく発生初期の毛芽に近いものと考え、
毛芽細胞腫 呼び名が多いです。

 うさぎを除く動物では、悪性に入れられているますが、
うさぎの基底細胞腫は良性で長生きする傾向が多いです。

 本院では、このうさぎの基底細胞腫2-3才時より、皮膚にしこりで来院するケースが多く、
経過をみていると、6-7才で急に大きなしこりになって来院します。

 年齢・大きさをを考えて、早めの手術をお勧めします。

「しこり」がちいさければ無麻酔でレーザー手術も可能です。

 【関連記事】
ウサギの雌雄鑑別法
ウサギ・モルモット・ハムスターの強制給餌について
ウサギの便が肛門、足底に付着、蛆がわくこともあります。
うさぎの門歯(前歯) 
ウサギの眼 
ウサギの去勢手術
ウサギの避妊手術
ウサギのエンセファリトゾーン


 

 

calendarright arrow当院の診療カレンダー

traincarright arrow【当院への交通アクセス、駐車場】

padright arrow【最寄駅、登戸駅からの道順】


【関連記事】
dogright arrow犬の診療
tigerright arrow猫の診療
rabbitright arrowウサギの診療
mouseright arrowハムスターの診療
snakeright arrowフェレットの診療
chickright arrow小鳥の診療
boarright arrowモルモットの診療


【break time】

 
flower2

 

 


投稿者: オダガワ動物病院

entryの検索