小鳥、ウサギ、フェレット、ハムスター、モルモットと小動物の専門的な診療を続けてきた動物病院です。
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2018.03.19更新

 オダガワ
chick脚を強打した文鳥


 神奈川県伊勢原市からみえた文鳥です。
 8才のメスです。昨日急に左脚が、跛行を示したとのことで来院しました。
診療すると、左脚がナックリングをおこしていました。
鉗子でかるくつまんでも、反応はいまいちです。
たぶん急になったことを考えると、何かに引っかけて、末梢の神経麻痺をおこしているみたいです。
 レントゲンでは骨折はありません。また検便でも酵母様真菌はいませんでした。
 2週間分、非ステロイドとビタミンB群を処方して経過観察中です。

 

左脚が赤くなっていて、強く強打した様子です。

写真では小さくで見にくいですが、左脚がナックリングをおこしています。

  
レントゲン

過発情しているらしく、骨の陰影度は増していた。
また心蔵・肝臓ウエストがなくなり、肝臓肥大が疑われた。
骨折はありませんでした。

その後脚は良くなりました。
しかし年齢のせいか、1ヶ月たって全身状態がおもわしくないと電話はありました。


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小鳥診療に慣れた動物病院で検便をお勧めします。

 


 

 

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投稿者: オダガワ動物病院

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