小鳥、ウサギ、フェレット、ハムスター、モルモットと小動物の専門的な診療を続けてきた動物病院です。
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2018.02.23更新

おmouseハムスターの頬袋脱出



あ 頬袋が脱出して来院しました。
このハムスターは完全ではなく、頬袋が出たり出なかっりしてました。

あ 麻酔下で削除手術を行いました。

あ■削除した頬袋
 PDS糸で巾着縫合して切除した頬袋です。


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投稿者: オダガワ動物病院

2018.02.20更新

オダガワmouseハムスターのアレルギー疾患


 2才のジァガリアンハムスターの♂が来院しました。

あ腹部の毛が抜けて、背中を除き、激しい痒みが認められ、脱毛と紅班があります。

あ
四肢には激しい炎症があります。

あ顔面も掻痒あります。

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mouseハムスターのアレルギーの治療は人・犬・猫と同様におこないます。

①薬物により、痒みを捕ること、
②原因のアレルゲンの特定だが。

しかし
①薬物
 ハムスターの場合は、アレルゲンが原因が特定できなくても、生活レベルの向上は必要で、薬物療法は必要になります。
 薬物にはハムスターにおいてもステロイド・抗ヒスタミン・抗アレルギー剤などが使用されています。著者の経験ではステロイドを使用しないとなかなか痒みが止まらないのが実情です。ご存じのようにステロイドは副作用の問題もあり、いつまでも使用できる薬剤ではなく、慎重投与が要求されます。しかし当院の経験では専門書に記載されているより副作用はすくないように感じています。最少の投薬期間を求めることでコントロールは可能な場合が多いです。
なお、ハムスターにヒト用軟膏・クリームの塗布は禁忌です。
 
②原因のアレルギー物質
 なかなか特定できませんが、腹部に病変の多いことより、床材がなにかしら影響をあたえていると考えられています。ハムスターの床材は木製チップ・牧草・土・新聞紙などが使用されていることが原因の一因で考えられます。しかし異嗜のあるハムスターには新聞紙などはすすめられません。またこれらの製品の中で、なにが一番よいかも不明で、費用のかからない製品から床をかえているのが現状です。木製チップには最近の製品はアレルギーを起こしにくいよう、熱処理がされている場合が多いですがどこまで予防可能か不明です。
 食事は人のように卵やそばのように特定されている訳ではありません。また犬猫のように食事アレルギー食が有るわけではなく、本院では防腐剤がはいっていない点に注目して、ハムスターセレクショクンへの変更を進めているが、アレルギーの完全食には遠い内容です。

 本院ではオーナーに獣医師が治療のプラン・薬剤の副作用を示しておこないます。このハムスターは2才で十分寿命を迎えることが考えられる症例です。
 獣医師の立場がらいえは、残りの人生、ステロイドの投与で痒みを止めて生活の質をあげたほうがよいと考えます。また副作用がでる前に寿命を迎える場合もあります。人ではアレルギーは痒みがひどいと夜もねられず、精神病にもなります。
 
 この症例はオーナーの希望もあり、薬物療法しませんでした。しかしオーナーはどの程度薬物に理解があったのか不明です。獣医師も説明義務はありますが、ステロイドと聞くと、全く薬剤のことを知らない方が、かってに毒薬と勘違いしてハムスターにつらい想いをさせていること事実です。

 この方の選択が良いか、悪いかは別として、動物の状態をあまり考えず、薬剤の副作用のみに目がいきずぎる傾向がはあります。動物をの状態をよくみて、獣医師・家族と相談して決めてください。薬の主作用でハムスターの生活が楽になることも考慮して考えてください。

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投稿者: オダガワ動物病院

2018.02.20更新

オダガワmouseハムスターのストロバイト結石の尿


白くにごった尿をするゴールデンハムスターが来院しました。雄・1才です。

あ

あ来院したハムスターと尿

あ ストロバイト結石が検出でされました。その他は異常なく、このハムスターにはフマル酸を処方しました。
雄の場合、ストロバイト結石が多いと尿路閉そくの可能性もありますので注意が必要です。


 

 

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投稿者: オダガワ動物病院

2018.02.19更新

 a
mouseハムスター前肢の化膿のレーザー治療
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右前肢、上腕部にマスがみられました。

 細胞診をすると、膿が見られました。
 

この症例は手術でも十分採れましたが、1歳3ヶ月とやや高齢なので、レーザー治療を行いました。


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 イソフツレン麻酔下で、レーザーで治療をしているところ。ハムスターは俊敏な動物なのでレーザー時も麻酔は必要です。麻酔時間は5-10分は要します。しかし手術に比べれば、短時間で済みます。
 ただしレーザーの治療可能範囲は大きさが直径0.5mmぐらいが限界です。
 この症例は直径0.5mmより少しおおきかったですが、完治はしました。
 2週間後、よくなりました。


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投稿者: オダガワ動物病院

2018.02.19更新

 オダガワmouseゴールデンハムスターの来院


 本日はゴールデンハムスターが来院しました。「ハムスター」はドイツ語の「蓄える」が語源です。ネズミ科のキヌゲネズミ亜科ゴールデンハムスター属に分類されます。ゴールデンハムスターの臭腺は左右、腰背部にあります。後ろ足でびっかけて、臭いをまくとされています。

長毛種なので、顔を除き、毛は沢山あり、♂のほうが多いとされています。毛玉症が多い種類です。2日前にハムスターフードのシリカゲルを誤ってたべてしまったので来院しました。
食べて2日たっていて、元気・食欲は変わらないが心配なのう来院されました。
 ハムスターフードのシリカゲルはメーカーにより異なりなすが、万が一たべても毒性の低いものが入っている場合があること、ハムスターフード排泄は4時間位で終わるので、無処置にしまし
た。体重は130gで、今後増加に注意すること、餌のことを注意して治療を終了しました。


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2018.02.19更新

あ

mouseハムスターの組成は



 脂肪5%以上・線維12%以上・蛋白16%以上、乾燥重量で(成長期・繁殖期は24%)蛋白16%以下だと皮膚病がおきます。
 
 尚重要なのは乾燥重量なので例えば蛋白20%で水分50%の表示だと、乾燥重量は半分で蛋白10%になりますので購入時は注意して下さい。
 
 ハムスターは雑食性ですので何でも食べますが、好き嫌いもはっきりしています。エサは一日一回、夕方ごろあげます。

■ハムスターの食事 
 ハムスターは雑食性ですが草食に近い食性です。
ウサギとヒトの間と表する方もいます。
ハムスターは野性では1日2~3キロ歩き餌を求めています。行動をしたからと言って必ず食事にありつける訳ではありません。
そのため多くのの餌にありつけたとき、ハムスターは頬袋や巣に餌をため込む傾向があります。
 雑食動物は野菜、植物性の肉、にぼしなどをバランス良く食べることが重要ですが動物性蛋白は多くとる必要はありません。

 基本的にハムスターは植物性の食品を中心に2日1回の動物性蛋白をあげれは良いと考えています。





 

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投稿者: オダガワ動物病院

2018.02.18更新

おmouseジァンガリアンハムスターの臭腺


 ジァンガリアンハムスターが来院しました。約5ヶ月の♂です。

す
お腹にかさぶたがあるとことこで来院されました。(写真)
このかさぶたはは臭腺です。
ジァンガリアンハムスターは小さいので、この位置に臭腺があります。

ジァンガリアンハムスターは体重は40g程度です。このジァンガリアンハムスターは60gもあり肥満です。
肥満は平均寿命が縮まります。脂肪の多い餌をやめること、餌の量をコントロールしてあげるよう指示しました。

 

また検便では大腸蟯虫が検出され、オーナーは駆虫を希望したので行いました。


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2018.02.12更新

おsheep上顎門歯が3本あるモルモット


あ

 4歳の雄のモルモットです。モルモットの歯式は2(1/1 0/0 1/1 3/3)の20本です。通常上顎の門歯は左右1本ずつです。(黒矢印)、この症例は右上顎の門歯が1本多く、2本あります。(赤矢印)
今年4歳になって急に伸びてきたそうです。異常門歯は歯肉との保持は弱く、比較的簡単にこの症例は抜歯は可能と推察されました。

 元気・食欲は問題なかったので、門歯のトリミングで今回は治療を終了しましたが、今後は抜歯も必要になるかもしれません。

 


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2018.02.02更新

お
mouseハムスターの検便

 ハムスターはジアルジア・大腸蟯虫(Syphacia mesocriceti)・盲腸蟯虫(Syphacia obvelata)がときどき診られます。
購入後はぜひハムスターを診療している動物病院での検便をお薦めします。

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■ハムスター盲腸蟯虫、虫卵  ■ハムスター大腸蟯虫、虫卵

right arrow蟯虫の成虫は便に「しらす」がついたような状態で診られます。(ウサギの例、ハムスターもほぼ同様)

ハムスターでは蟯虫は大腸蟯虫・盲腸蟯虫(写真)がいます。
駆虫は回虫などと同じ線虫類なので、同様の駆虫剤を使用します。片利寄生性のためハムスターには害はないという意見もあります。

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■原虫

あ
原虫疾患はジアルジアとスプレノムクレウス(旧名 ヘキセミタ)が診られます。

これら原虫はハムスターには常在しており健康診断、また全身の状態悪化により、多く診られます。駆虫は抗原虫薬になります。


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■小形条虫(Vampirolepis nana
別名・ナナ条虫、矮小条虫
こ
 小形条虫、虫卵(44-62×30-55um)無色、楕円形
 小型条虫はright arrow円葉条虫に分類され、この条虫の特徴は唯一中間宿主がなくても生育可能な経路をもつことです。
また一般的な円葉条虫のように、この虫卵がノミ類やコクゾウムシなどの昆虫に食べられ、(中間宿主)体内で擬嚢尾虫という幼虫に発育します。それをハムスターが食べて小腸で成虫になる中間宿主の経由での生育もあります。
終宿主の片節は崩れやすいため、腸管内で虫卵に含有している六鉤条虫が擬嚢微虫に成長して、腸管内を逆流し、宿主を出ることなく次世代を開始する自家感染もおこす経路もあります
 
 診断は上記したように腸管内で片節は崩れやすいため、一般的に円葉条虫に用いられる片節の確認ではなく、検便で虫卵の発見が重要です。
これまで本院の診てきた症例は臨床症状はあまりませんが、自家感染が多かったり、汚染環境で飼育されていると、下痢、腸炎、また濃厚感染では死亡例の報告もあります。駆虫薬の投与がベストですが、腸管内の擬嚢尾虫には駆虫薬の効果は薄いので、検便で虫卵の有無をみながら繰り返す必要があります。寿命は比較的短く、4~6週間です。人畜共通の疾患ですが、日本での患者の発生は殆どありません。しかし幼児には注意が必要です。

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2018.02.02更新

オダガワmouseマウスのツメダニ症


マウス1
症例は生後7ヶ月の雌のマウスです。購入時よりよく掻いてましたが、最近益々多くなり川崎市宮前区より訪れました。

マウス2
皮疹を観察すると毛が途中で切れてました。紅斑はありません。

マウス3
皮膚検査 採取した毛を顕微鏡(×100)でみると
ツメダニと卵が観察されました。

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マウス4

マウス6
検便をしてもツメダニ成虫・卵が観察されます。(×100)
相当痒かったと予想されます。

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治療right arrowセラメクチンを使用しました。

セラ

 このツメダニはウサギによく発生する外部寄生虫ですが、マウスでも希に診ます。

 


 

 dire他の外部寄生虫疾患は

rabbitright arrow偶然発見したウサギのツメダニ
rabbitright arrowウサギのズツキダニ
tigerright arrow猫の耳ダニ症
rabbitright arrowウサギのミミダニ症


  

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