小鳥、ウサギ、フェレット、ハムスター、モルモットと小動物の専門的な診療を続けてきた動物病院です。
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2015.06.20更新

お
鳥類のビタミン、アミノ酸サプリメント 
ネクトンS、ネクトンバイオについて

 ビタミンは「動物が生きるために必ずとらなければならない大切な栄養素」と定義されています。そのだけ重要なため、新しいビタミンの発見、また研究でノーベル賞を受賞した科学者は25人もいます。遂たががビタミンと見下しがちですが、ビタミンB1欠乏は脚気になるように不足するといろいろな疾患の原因になります。
 穀物性鳥類は写真②の皮付き種子の食事のみではこれらビタミン、アミノ酸は殆ど含まれていません。その結果、不足し栄養性の疾患を招きす可能性があります。野菜からビタミン類を採取するケースが多いですが、特定の野菜に偏るため、採取できるビタミンも偏よる可能性があります。
  
 
① 

 そこで穀物性鳥類の飼育にはバランスの良いビタミンの投与が大切で写真①のネクトンS、ネクトンバイオといった鳥用のビタミンとアミノ酸の複合製品を必要に応じて使用することをが大切です。お薦めの方法として、毎日の飲水投与が長続きしてやりやすい方法です。



あ■ネクトンS
ネクトンSは毎日の投与が必要です。

◆13種類のビタミン(ビタミンA 650万国際単位・ビタミンD3 10000国際単位・ビタミンE 6500mg・ビタミンB1 670mg・ビタミンB2 1670mg・D-パントテン酸カルシウム 3300mg・ニコチン酸アミド・ビタミンB6 670mg・葉酸 170mg・ビタミンB12 3300mg・ビタミンC 16670mg・ビタミンk3 1330mg・ビタミンH 30mg
◆18種類のアミノ酸(DL-メチオニン・L-リジン・L-アラニン・L-アルニギン・L-アスパラギン酸・L-シスチン・L-グルタミン・L-グリシン・L-ヒスチジン・L-イソロイシン・L-ロイシン・L-フェニールアラニン・L-プロリン・L-セリン・L-トレオニン・L-トリプトフェン・L-チロシン・L-バリン)
◆各種微量元素(カルシウム・亜鉛・マンガン・銅・鉄・コバルト・ヨウ素)
が含まれています。


 

あ ■ネクトンバイオ
ネクトンバイオは換毛期用のサプリメントです。
 

あ

■セキセイインコの筆毛
 セキセイインコは換毛は季節性はありませんが、このような筆毛がある時期は換毛期です。
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あ■文鳥の筆毛
 文鳥の換毛は季節性があり6-9月が多いです。
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 この筆毛を嘴で破って新しい毛がでてきます。毛はアミノ酸よりできますので、ネクトンバイオをあげる最適期です。
この時期間違えても人の皮膚用軟膏など塗らないようにお願いします。本院では軟膏の誤使用例を時々診ます。
 
 ◆10種類のビタミン(ビタミンA・ビタミンD3・ビタミンE・ビタミンB1・ビタミンB2・ビタミンB12・ビタミンC・ニコチン酸アミド・ビタミンB6・ビオチン
 ◆17種類のアミノ酸(メチオニン・リジン・アラニン・アルニギン・アスパラギン酸・シスチン・グルタミン・グリシン・ヒスチジン・L-ロイシン・フェニールアラニン・プロリン・セリン・トリプトフェン・チロシン・バリン・イソロイシン・スレオニン・)
 ◆微量元素(硫化第一鉄・硫化マンガン・硫化亜鉛・硫化銅・硫化マグネシウム・コバルト硫酸塩・)
 ◆その他(ブドウ糖・人工調味料・ヨウ化カルシウム・パントテン酸カルシウム・炭酸カルシウムが含まれています。

注意、両方の同時投与は薦められていません。


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 【break time】
あ

 flower2ケシ(東京都薬用植物園、5月)

 

投稿者: オダガワ動物病院

2015.06.09更新

あ
dogtiger犬猫のタマネギ中毒

  
10kgの犬で中型タマネギ(約250g)を1つたべるとおきるされていますが個体差は激しい中毒です。誤ってタマネギをたべても軽度の元気消失、食欲低下で終わることが多いですが、5-10%の犬はタマネギに敏感で激しい臨床症状を示すケースもあります。猫では詳細なデーターはありませんが、中毒はおきます。
 
タマネギのみではなく、ネギ類には注意が必要です。

 症状は元気消失、食欲低下、血色素尿、可視粘膜の蒼白、黄疸がおきますが症状には個体差があります。 
現在知らないでタマネギをあげる方は多くはいません。しかし異常が診られないことを理由に食事中にタマネギあげる方をみたこともありますがやめてください。牛丼、ハンバーグなど手を加えた製品はタマネギ中毒はおきやすいです。お菓子の「下仁田ネギパイ」 や、焼肉の汁をドックフードにかけて中毒はおきたこともあります。実験で確かめられていますが、タマネギをあげると、元気があっても犬の体に中には必ず異常がおきています。

 
調理したタマネギ 牛丼

 
  ハンバーグ
上記の食事は犬猫にはよくありません。

 万が一、食べているところを見たら30分以内なら嘔吐させることは有効とされています。
それ以後の時間は、タマネギの吸収の関係で効果的ではありません。中和する薬剤はないので、対象療法が中心になます。たいてい1週間位で治りなすが、異常量を食べた場合は死亡例もあります。
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診断
 タマネギの摂取を確認と血液スメアで初期ならハンイツ小体を確認、回復期はヘルメット細胞、球状赤血球を確認が必要です。


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 【break time】

あ
flower2百合は猫では中毒物質です。誤って食べられないよう注意が必要です。
他の動物では中毒はありません。

 

投稿者: オダガワ動物病院

2015.06.09更新

あdog犬の避妊手術(雌)について 


  統計上は避妊手術をしてストレスを少なくした避妊した雌のほうが、未避妊の雌より多少長くいきるというとは知られています。私が開業したころは(1991年)「外で飼育している犬が発情して、夜に壁越しに雄犬が入り交尾して、その後妊娠に気づかず、朝起きたら子供を生んでいて電話を頂いた経験もあります。」このような経験をされた方が、避妊手術で来院する場合もありました。しかし今本院の付近でもまず野良犬は見ませんし、上記の理由で避妊することはなくなりました。 
 犬の初発情は4-6ヶ月位に初めては起こります。最初は発情は年2回おきるので半年に1回発情があると勘違いされている方もいますが、加齢と共に7-8ヶ月と徐々に次回発情は長くなり7-8才頃には年1回になります。(犬種や個体差はありますます。
またヒトと異なり閉経はありません。生きている間は性周期はおきます。稀なケースですが16歳の犬が子供を産んだケースもあります。

 犬は種を残すことが目的で生まれてきています。人に飼われる為ではありません。そのためこの年1-2回しかない発情期は種を残す意味では交尾のチャンスを探っています。ペットは交尾したいけど、チャンスがない、このストレスは大変なことなので、避妊手術を薦める意見が多いです。そのため避妊した雌のほうが穏やかにすごせると考えられています。

 また長所として子宮・卵巣疾患・乳腺腫瘍(注意1)・偽妊娠、別名想像妊娠(注意2)・糖尿病(注意3)などの未然の予防になります。手術も比較的安全におこなえることではあります。
 しかした避妊手術をしないから犬が生きてゆけない訳ではありません。全身麻酔が必要なので幼くして大病のある犬には薦められません。手術後、肥満になることが多いことが欠点です。食事量、体重測定などケアーしないと、肥満になり、多くの病気を併発しやすくなります。犬ちャんがポッチャリならいいですが、肥満(ヒトで言うお相撲さんクラス)になると早く死亡することが多いので注意が必要です。

 以上、メリットがデメリットより多くあるので、避妊手術は昔から推奨されることではあります。手術を希望されるかどか、上記の記載などを参考の上決め手ください。診察されてインホームドコンセントをとって、手術に入ることをお薦めします。最近は避妊・去勢手術でも術前に血液検査など術前検査を希望される方は多くなりました。

(注意1)犬の乳腺腫瘍の疫学調査は学会などで多く報告されており雌犬500頭中に1匹の割合で発生します。1歳以内に避妊手術をすれば、大部分が未然に防げるとされています。 犬の乳腺腫瘍の半分は良性で、半分は悪性(癌)です。

(注意2)偽妊娠(別名想像妊娠)を繰り返すと将来的に子宮蓄膿症、乳腺腫瘍になりやすい意見もあり、避妊を勧める場合は多いです。ただしすべての犬が罹患する訳ではありません。偽妊娠(想像妊娠)はすぐ死亡する疾患ではありませんので、犬の寿命、健康状態、年齢をよく考えて決めてください。

(注意3)黄体ホルモン(プロジュステロン)がインスリン分泌を妨げます。そのため糖尿病は雌に多い疾患です。
 避妊により黄体ホルモンの分泌は抑えられます。糖尿病の雌犬はインスリン治療が安定したら避妊手術を行うことは良いでしょう。ただし犬の状態、年齢をよく考えて決めてください。(備考・糖尿病の発症はさまざまな原因があり、避妊手術は予防の一因はなりますが、避妊雌でも糖尿病を発症する場合はあります。)
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 避妊手術で摘出した卵巣・子宮


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flower2

 

投稿者: オダガワ動物病院

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