小鳥、ウサギ、フェレット、ハムスター、モルモットと小動物の専門的な診療を続けてきた動物病院です。
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2014.09.07更新



ウサギの強直性痙攣
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本症例
 6才のウサギが強直性痙攣を主訴に来院しました。
今月(7月)になってから週に3回と強直性痙攣が激しくなりました。

 血液・生化学の検査では異常なく、また神経検査も異常はありませんでした。
後天的な脳の異常が疑われる疾患で、CT、MRI検査のこともオーナーと話しましたが、麻酔かけてまでおこないたくはない結果になりました。

 そこで、抗痙攣剤を投与しました。
予想に反して、薬剤を投与してからは、痙攣が1回もなく、良好に推移しています。

今後、適時に血液・生化学の検査を行い、可能なら血中濃度の測定を考えている症例です。

しかし約2ヶ月後に突然死をしました。
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作者: オダガワ動物病院