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セキセイインコの糖尿病

セキセイインコ

2歳 オス

症状

赤ワインのような便をする。嘔吐が多いということで来院した。
10ヶ月前の来院では、43gの体重があった。
今回初診では36gであった。

初診時より血液検査・レントゲン検査を薦めたが、オーナーの承諾はとれなかった。
検便・その検査は異常なかったが、症状から推測してメガバクテリア症が考えられ、最初の1週間はファンガードのトライアル治療を試みた。
しかし1週間たっても体重は減少を記録し32gになり、オーナーより検査の承諾が得られたので血液検査・レントゲン検査をおこなった。

血液検査

白血球 推定 5000u/L(ヘテロフィル78%・リンパ球22%)
pcv 40%

生化学試験

総蛋白 4.0(g/dl) 2.5-4.0
GOT 334U/L 156-375
LDH 78U/ 156-384
CPK 1178U/L 117-368
ALP 2220U/L 100-250
尿酸 7.8mg/d 4.8-13
グルコース 600>mg/dl 216-456
無機リン 8.0mg/dl 3.0-5.2
カルシウム 7.8mg/dl 8.0-11.2

尿検査

グルコース(+++) ケトン体(―)
レントゲン とくに異常なし。

問題点

血中 グルコース上昇 尿中 グルコース上昇より糖尿病の疑い。
カルシウム低下 無機リンの上昇 ALPの上昇より上皮小体機能亢進症を疑う。

治療

セキセイインコの糖尿病はインスリンより、グルカゴンが有意に働いている。また鳥用のインスリンがあるわけではなく、人用の希釈使用では、限界がある。 そこで人用の血糖低下剤が使用されている。
カルシウム低下 無機リンの上昇 ALPの上昇より上皮小体機能亢進症を疑う。 CA製剤 ネクトンMSR
活性型ビタミンD3製剤

以上を投与して現在経過観察中です。
これまでの経験ですと、よくなるケースと殆どかわらないケースと半分半分です。

当医院の診療時間

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