オダガワ動物病院
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原因
Candida albicance, Candida spが原因。常在菌で少々いても正常です。幼鳥や疾患など免疫力が低下した鳥で発見されます。
ビタミンAの欠乏による免疫の低下。抗生物質の不適切な利用。熱変性したデンプンの投与などにより増殖し、病原性を発揮します。
感染からの時間によりカンジタの形態(酵母から仮性菌糸)がかわります。他の動物に比べ鳥では高率に発現します。
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初期 レモン型 |
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1週間経つとダルマ様 |
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2週間経つと棍棒状 |
処置
抗カンジダ薬として、アゾール系抗真菌剤(ケトコナゾール、フルコナゾール、イトナコナゾール)の投与。アムホテリシンBとの併用が良好である。(相加効果)
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原因 学名・Macrorhabdus ornithogaster |
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診断 |
伝搬
伝搬は水平感染であり、親鳥が雛鳥に給餌する餌の吐きもどしでメガバクテリウムが感染する。
また感染鳥の糞便中のメガバクテリウムを経口感染することによりおこる。著者の経験では感染鳥と一緒にいても、感染が見られない場合もあり、免疫なども関係していると考えている。
発生
本院ではセキセイインコに多く見られる。著者はオカメインコ・小桜インコ・カナリアで経験している。文献的には感染する鳥類は多く、キンカチョウ・文鳥・鶏・ダチョウで報告がある。
症状は、嘔吐・下痢・完穀便・食べても食べても痩せてくる。
根本治療
処置は飼育状況の改善と、アムホテリシンB・注1)の投与です。アムホテリシンBは人では抗生物質系抗真菌剤(深部性抗真菌剤)に分類されます。このアムホテリシンBがメガバクテリウムに効果がある場合があります。
またアゾール抗真菌剤のケトコナゾール、フルコナゾール、イトナコナゾールの投与が有効です。しかし駆除率は60%位です。最近になってミカファンギソンナトリウムの注射が効果的であるとの見解があります。しかしメガバクテリウムが発見されて、痩せていたり、嘔吐がひどかったり、症状が進んでいるときは予後不良のことが多くあります。
注1)・アムホテリシンB
アムホテリシンB注射液は毒薬の扱い、シロップ、錠は劇薬の扱い。注射液は全身に分布をして、特に腎臓に傷害を及ぼす。使用はすすめられない。シロップ、錠は消化管のみにしか作用せず、全身には回らない。よって経口薬は長期に投与しても副作用は殆ど認められない。
クリプトコカス、アスぺルギウス時はアズール系の薬の進歩により、アムホテリシンBは殆ど使用されなくなったが、消化管のカンジタ症にはアズール系の薬とアムホテリシンBの経口薬の併用が単品で使用したときより、良好な成績を人で記録している。また鳥類のメガバクテリルウム(グラム陽性、通 性嫌気性)の駆除にも使用できる。
対症療法
必要に応じて抗生物質、制吐剤、粘膜抵抗強化剤を併用。
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トリコモナス |
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ジアルジア |
駆虫薬
共にチミダゾール、メトロニダロール、アルベンダゾールの投与
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オカメインコ、七草インコ、アサクサインコ、ハトで報告あり。頻度はオカメインコでまれに七草インコ、アサクサインコではよくみられる。 |
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駆虫薬
ピランテルの投与
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文鳥でみられる。中間宿主は不明。 |
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駆虫薬
プラジクアンテルの投与
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セキセイインコに発生する。アイメリア、イソスポラ両方存在する。予後不良のこと多い。 |
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駆虫薬
スルファモノメトキシンの投与
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試験紙に便をつける。正常でも潜血(+)にでる。 |
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スダン |
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ルゴール染色 |
参考文献
1・オウムインコマニュアル 学窓社98 福祉 秀人監訳
2・鳥類の内科および外科診療 LLLセミナー96 伊東 登訳、松原 哲舟監訳
3・飼鳥セミナ−抄録 JAHA 長屋 亘96
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